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2024/02/26

日経平均株価はまだまだ上がる?

日経平均株価が、34年2か月ぶりに史上最高値を更新しましたね。

 

これまでの史上最高値は、バブル期半ばの1989年12月29日の38,957円44銭でしたが、それがバブル崩壊後の2008年10月28日には6,994円90銭(最安値)にまで下がりましたので、それからすると、今回の史上最高値(2024年2月22日の39,098円68銭)の更新は、画期的な出来事だったのではないかと思いますし、これが日本経済にとっての転換点になれば良いなあと思います…

 

が、ここに至るまでに30年というのは長過ぎましたよね。よく、最初が肝心と言いますが、もう少し早くに不良債権の処理が終わっていれば、違った結果になったかもしれません。

 

◆バブル崩壊からアベノミクスまでの主な出来事

1991年 証券各社の損失補填問題

1995年 阪神・淡路大震災

1996年 住宅金融専門会社(住専)の不良債権問題
    整理回収機構設立

1997年 山一証券 自主廃業
    北海道拓殖銀行 経営破綻

1998年 日本長期信用銀行 経営破綻

2000年 ITバブル

2001年 米国同時多発テロ

2003年 産業再生機構設立
    りそなショック

2005年 郵政相場

2008年 リーマンショック

2011年 東日本大震災

2012年 アベノミクス相場

 

 

しかしまあ、こうして過去を振り返ってみると、懐かしさを感じるところもありますね。例えば、1996年の住専の不良債権問題では、国会で公的資金を注入するか否かが争点になって、住専国会と言われていたとか、整理回収機構の中坊社長が、平成の鬼平と呼ばれていたとか…

 

また、山一證券の野澤社長の記者会見も、印象に残っているシーンの一つです。会見で「社員は悪くありませんから!」と経営責任を認めた野澤さんでしたが、野澤さん自身も、社長になるまで2,000億円を超える山一證券の巨額の簿外債務の存在を知らなかったと言われていましたよね。

 

確か、会長が社長に尻拭いをさせようとしたら、その社長が別の問題(総会屋への利益供与問題だったかな?)で失脚してしまい、その後が野澤さんだった…といった感じの話しだったと思いますが、それが事実であれば、野澤さんも気の毒です。

 

また、拓銀と長銀の経営破綻も記憶に残っています。確か、拓銀のほうが先に経営危機が表面化したと思うのですが、その拓銀が、長銀に対して業務提携・資本提携を持ち掛けたという話しがあったのですよね。

 

まあ、拓銀としては、自分のところよりも状況が良さそうなところと…ということだったのかもしれませんが、拓銀の状況が悪すぎたのか、結局、この話しは進まなかったようですし、仮に進んだとしても、その後に長銀が経営破綻しているので、結果は変わらなかったでしょうけど…

 

あと、郵政相場の話しというよりは郵政解散の話しですが、郵政民営化に反対した議員の選挙区に刺客を送り込むという小泉首相も凄い人でしたよね。そのくらいでないと首相になれないのかもしれませんが、そういうやり方はどうかと思いましたよ。

 

で、その後のアベノミクス相場を経て今日に至るわけですが、株価はこの先どうなっていくのでしょうね。

 

バルブ期の日経平均株価は異常だったけれども(企業業績とは乖離していたけれども)、今はそうでもないという話しもあるようなので、それが事実なら、バブル崩壊のようなことは無さそうですが…

 

 

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