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2024/02/06

JR東日本にはあまり乗りたくないなあ

先月の下旬に発生した新幹線の架線故障事故について、JR東日本からプレスリリース(PDF)が出ていたので読んでみたのですが、

 

架線故障に関する点検と対策といった内容だけで、復旧作業中の感電事故については触れていませんでしたね。

 

まあ、JR東日本にとって今回の事故は、架線の張力を調整するための重錘(じゅうすい=板状の重り)を支える部品(重錘ロッド)が破断したことで架線が垂下し、

 

そこを列車が通過したことで異常な電流が流れて停電したため、多くの利用者にご迷惑をおかけすることになりました…といった出来事だったのは間違いないですが、

 

その架線事故の復旧作業中に感電事故が起きたわけですから、架線故障と同様、感電事故についても点検と対策が必要でしょうし、

 

復旧作業は下請け企業が行ったことで、通電していることも事前に伝えていたので自分たちは関係ないということだったとしても、

 

現場の作業員が負傷したことは周知の事実ですので、その点についても触れたほうが良かったのではないかと思いました。

 

現場の作業員を守れない企業が利用者を守れるのか…といったことを感じた人も少なからずいると思うので…

 

また、もう一つ気になったのは、JR東日本は、昨年の8月にも架線絡みの事故(東海道線電化柱衝撃事故)を起こしているということですね。

 

この事故は、架線の垂下ではなく、電化柱が傾斜して走行中の列車と接触した事故で、今回の事故とは原因が異なるので、

 

この事故の教訓が活かされなかったというわけではないのですが、1年のうちに2回も重大な事故が起こっているというのは、かなり問題だと思います…

 

といった話しを同僚としたのですが、同僚いわく、これ以外にもあったよね…ということだったのでネットで調べてみたところ、

 

川越線の単線区間で上下線の列車が接近して停車する事故(昨年3月)や、東海道線で列車が誤って貨物線に進入する事故(昨年5月)の記事が見つかりました。

 

前者は、JR東日本が採用している輸送管理システムの誤作動が原因で、後者は運転士の信号の見誤りが原因ということらしいですが、

 

原因はともかく、利用者が乗っている列車が想定外の動きをしたという点では、どちらも重大事故だったと言えそうです。

 

恐らく、最悪の事態が起こる前に列車が止まるようにはなっていると思いますが、1年に4件の重大事故では、JR東日本にはあまり乗りたくないなあと思ってしまいますね。

 

また、JR東日本は、いわゆる駅ナカには力を入れているみたいですが、それで肝心の安全面が置き去りになっていたとしたら、ちょっと怖いなあと思います。

 

まあ、どこ会社も似たり寄ったりなのかもしれませんが、保守・点検はコストでしかなく、コストは削減の対象でしかないということなのかなあ…

 

 

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