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2024/03/01

都合の悪いことは言わないのがふつう

「子育て支援金の負担額は1人500円」という話しは嘘だったのか?といった話しが出ているようですが、「まあ、そうでしょうね」というくらいの話しで、それについて怒っても仕方がないと思うのですけどね。

 

もし怒るのであれば、「子育て支援の財源を確保するために、健康保険料や高齢者医療保険料を値上げする」という、そもそもの話しについて怒ったほうが良いと思いますよ。社会保険料という名前の税金の目的外使用ですからね。

 

それに、再エネ賦課金のときもそうでしたが、最初は「1か月にコーヒー1杯ぐらい」といった感じで、当たり障りのない話しからスタートするのが常套手段なのですから、反対するなら、話しが出たタイミングで反対しないとやりたい放題になってしまいます。

 

再エネ賦課金なんて、いつの間にか電気料金の1割くらい(法人は2割くらい?)になっていますからね。で、なぜそうなってしまったのかと言うと、経済産業大臣の大臣告示で自由に金額を決めることができるようになっているからなのですよ…

 

 

と、こんな感じで「取りやすいところからお金を取ります」「その金額も自由に決められます」というのが当たり前になっているので、子育て支援金についても、これと同じような感じになると思います。

 

なので、「1人500円」というのは、「当初は国民1人あたり平均で1か月500円」(保険料を負担している人だけの負担ではない)と読み替えたほうが良いと思いますね。あくまでも「当初」で、この先どうなるかは不明。所得に応じて負担する保険料への上乗せなので、「人によって負担額は(大きく?)異なる」といった感じでしょう。

 

また、「支援額は平均146万円」というのも、「子どもが18歳になるまでに平均146万円」と読み替えたほうが良いですね。月額にすると6~7千円ですが、健康保険料の負担も増えますので、実質はもう少し低いと思います。

 

ただ、どうなんでしょうね?

 

例えば、再エネ賦課金ですが、環境に優しい太陽光発電のはずなのに、太陽光パネルを設置するために山を切り開いて環境を壊しているとか、そういった負の側面もあるわけで、本当に良い政策だったのかはわからないと思うのですよ。

 

また、子育て支援金というのもどうなのかなあと思います。たぶん、この10年くらいで、子育て支援関係の予算は倍くらいになっているのではないかと思うのですが、それに見合う成果が出ているのか…となると、ちょっと微妙ですよね?

 

合計特殊出生率というのでしょうか。そういった数値が改善しているという話しも聞きませんし、出生数も増えるどころか減っていますので、そう考えると、今以上に子育て支援を充実させるべきなの?と思ってしまいます。

 

まあ、「少子化の多少の歯止めにはなっている」と考えて支援を充実させるか、「お金を配ったところで子どもが増えるわけではない」と考えて支援を縮小するかの、どちらを選択するかなのでしょうけど、決めるのは難しいですよね…

 

といった感じなので、政府としては国民ウケの良い政策をとるということになるのだろうと思いますが、それが今回の子育て支援制度の拡充なのかなあと思います。ウケを狙ったわりには、内閣支持率が低迷しているのが微妙ですが…

 

ということで、都合の悪いことは言わないのがふつうなのですよね。政治資金の裏金問題にしても、追及する側の野党ですら、「マイナンバーやインボイスを使おう」とは言いませんからね。(たぶん、そうなったら野党の議員も都合が悪いのですよ)

 

 

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