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2024/01/16

部外者にはわからないことばかり…

昼休みに同僚たちと羽田空港の衝突事故の話しになったのですが、素人が思いつくことは似たり寄ったりですね。

 

出発用の滑走路と到着用の滑走路を分けたほうが良いのでは?といった、誰もが思いつきそうな話しが続いて昼休みが終わりました。

 

たぶん、これが素人の限界というか、部外者の限界なのだろうと思います。それができるくらいなら最初からやっているよね?ということしか思い浮かばないです。

 

でも、残念だったのは、滑走路への誤進入を検知する仕組みがあって、実際に今回の誤進入も検知できていたのに、

 

その情報が活かされなかったことですよね。(過去にも誤進入があって、それで検知する仕組みを入れたらしいですし…)

 

報道を見た感じでは、誤進入が発生すると、管制塔のモニター画面に誤進入した航空機が赤色で表示されて、滑走路も白色から黄色の表示に変わるらしいのですが、

 

警告音のようなものは出ないようなので、まだ詳細はわからないものの、管制官が見落とした可能性はあるのかなあという気はします。

 

ただ、このあたりも難しいですよね。無線で交信するような場所で警告音が出るのが良いかどうかといった話しもありそうですし、

 

仮に警告音が出たとしても、対応するだけの時間的な余裕がなければ、無線で知らせている間に事故が起こってしまう可能性もあるわけですし…

 

人間の手に負えないところは機械で…というのは正しいと思うのですが、全自動にならない限り、100%の解決策にはなりませんからね。

 

また、管制官と日航機(JAL516)、海保機(JA722A)との交信記録も公開されていますが、交信の中に出てくる「1番目」という言葉は気になりますね。

 

管制官は、「1番目」の到着機である日航機(JAL516)を着陸させて、その後に「1番目」の出発機である海保機(JA722A)を離陸させようと考えていたようですが、

 

公表された交信記録を見る限りでは、日航機(JAL516)に対しては「1番目」という言葉を使ってないので、

 

海保機が、この「1番目」という言葉の意味を、「C滑走路を1番目に使用できる」と認識した可能性はありそうです。

 

まあ、海保機が管制官と日航機の交信を聞いていたのであれば…ですけどね。聞ける状態なのかとか、

 

聞ける状態であったとしても、自分宛の交信でなければ聞き流すのかなど、実際の運用がわからないので、今のところは可能性の一つでしかないです。

 

ただ、管制官は、2番目の到着機である日航機(JAL166)に対しては「2番目」という言葉を使っているので、

 

海保機が無線を聞いていたとすれば、JAL516とJAL166を混同して、自分が最初に離陸して(1番目)、JAL166がその後に着陸する(2番目)と錯覚した可能性もありそうです。

 

 

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