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2022/10/17

衰退する沖縄米軍基地反対運動

1枚の写真がきっかけとなって、大きな騒動に発展することがありますが、最近の沖縄でも、SNSに投稿された以下の写真がきっかけとなった騒動があったようです。

 

20221016

 

この写真は、普天間飛行場の移設先となっている辺野古基地(この看板にある新基地という表現は誤解を招くと思う)の周辺で撮影されたものらしいのですが、この写真を投稿した人いわく、

 

(看板には座り込み抗議3011日とあるが、)「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」

 

とのことで、要は、看板の表現と実際の状況との間に乖離があるのだから、実際の状況に合わせた表現をしたほうが良いのでは?といったことを主張したかったようなのですよね。

 

まあ、確かに「座り込み」と聞くと、近くに誰かしら「人がいるのだろう」といった印象になりやすいと思いますので、投稿した人がそう感じたのも、わからなくはないですね。

 

また、当たり前と言えば当たり前ですが、この看板を設置した当事者の人たち(座り込み抗議をしている人たち)は、この投稿に対して不満をあらわにしているようで、

 

「時間を決めて座り込み抗議を続けているのだから、時間外に人がいないのは当然だ」

 

といった主張をしているようで、要は、この看板は、座り込み抗議の継続性をアピールするもので、常に座り込んでいるという意味ではないといったことを主張しているのだろうと思いますが、

 

まあ、この主張もわからなくはないですよね。自分は現地の状況を見たわけではないので、あくまでも想像ですが、主張の通り、時間を決めて座り込み抗議を続けているのでしょうし。

 

ただ、この写真を見ると、座り込み抗議の看板は公道上(歩道上)に設置されているように見えるので、ふつうに考えれば、それをするには道路使用許可が必要だと思うのですが、

 

恐らく、看板を設置しても良いという道路使用許可は出ないと思うのですよ。なので、この看板が問題なく設置できるのは、道路使用許可を取って行う抗議活動の間だけだと思いますし、

 

そう考えると、看板だけがあって人がいないということに問題はないのか?という疑問も出てくるので、座り込み抗議をしている人たちの主張に対して、安易に頷くのは良くないような気はしました。

 

また、この看板にある「座り込み抗議」というのは、具体的にはどのようなものなのかなのですが、ニュースサイトに出ていた記事や動画などを見た感じでは、

 

普天間飛行場の移設工事をしている現場に資材を搬入しようとしているトラックなどが、工事現場に入れないようにするための座り込みのようで(抗議というよりは妨害?)、

 

それによりトラックが公道上に滞留し、結果として、その付近の道路が渋滞するという、周辺の人たちからすれば、やや迷惑な座り込みのようなのですよね。

 

そして、そういった抗議活動である以上、さすがに道路使用許可は出ていないと思うので、そのあたりのことも、どうなっているのかなあという気がしました。

 

また、座り込み抗議をしている人たちは、それを平和的な抗議活動と主張しているらしいのですが、「暴力」という言葉には、「無法な力」という意味もあるので、

 

こうした迷惑行為も、広い意味では暴力だと思いますし、それからすれば、沖縄米軍基地反対運動を平和的な運動と言い切るのは、ちょっと難しいような気もしましたね。

 

あと、沖縄米軍基地反対運動には、沖縄平和運動センターという組織の顧問で、社民党の常任幹事の男性(役職はともに2022年10月現在のもの)が関わっているのですが、

 

ネット上に、この男性と、SNSに問題の写真を投稿した人が話しをしているところを撮影した動画がアップロードされていて、それを見たところ、

 

この男性が話しの途中で、SNSに写真を投稿した人の「顔を映せ!」みたいな感じで、男性の仲間に、写真を投稿した人の顔を撮影するように言っているシーンがあって、

 

威圧的というか、脅迫的というか、ちょっと怖いなあと思いましたし、こういうところからしても、沖縄米軍基地反対運動を平和的な運動と言い切るのは、難しいような気がしました。

 

ちなみにこの男性は、刑事特別法違反(米軍基地への不法侵入)、器物損壊、公務執行妨害、傷害、威力業務妨害の容疑で逮捕されたことがあり、有罪判決も受けているのですが、

 

このあたりからしても、沖縄米軍基地反対運動を平和的な運動と言って良いのか迷いますし、そういう人が顧問の沖縄平和運動センターとは、いったいどのような組織なのだろうかと思います…

 

ということで、このところ話題になることすらなかった沖縄の基地問題が、SNSに投稿された1枚の写真をきっかけに注目されることになったわけですが、

 

たった1枚の写真に対して目くじらを立てているあたりを見ると、この沖縄米軍基地反対運動は、衰退の一途をたどっているのではないかという気がします。

 

そして、それを決定づけたのは、普天間飛行場の移設反対運動の中で行われている、今回問題になった座り込み抗議ではないかという気がしますね。

 

もともと普天間飛行場の移設は、市街地の中にある普天間飛行場(厳密には、普天間飛行場の周囲に市街地ができた)は危険であるという話しと、

 

日本の国防を考えた場合、沖縄に米軍基地は必要という話しの二つの話しから出た結論で、日米双方の合意と、政府と沖縄双方の合意によって進んできたわけですが、

 

そうした中、「新基地(移設)断念」を主張しているのが今の移設反対運動(座り込み抗議)で、過去の経緯からも、今の世界情勢からもズレた運動になってしまっていますからね。

 

これでは周囲からは理解されないでしょうし、また、周囲から孤立することにもなるでしょうし、実際にそうなっているので、衰退の一途をたどっているように見えるのではないかという気がします。

 

もちろん、反対運動をしている方たちにも、思いや事情があるとは思いますので、反対するなという気持ちはないのですが、少なくとも、やり方は変えたほうが良いのではないかと思いました。

 

また、これはいつものことですが、マスコミも、もう少し公正な報道をしたほうが良いと思いますね。偏った報道で沖縄米軍基地反対派に寄り添っているつもりなのかもしれませんが、

 

様々な情報がネット上に流れている中、マスコミが偏った報道をすればするほど、沖縄米軍基地反対派への批判が膨らんでいくような気がします。

 

 

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