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2022/07/03

世間一般での底辺職業ラインキング一覧?

とある就活情報サイトに掲載されていた、底辺職業ラインキングという記事が話題になっていた…というよりは、炎上していたみたいですね。

 

自分がサイトを見たときには、すでに記事が削除されていたので、どのような記事だったのかはよくわからないのですが、ネットの掲示板などに出ていた話しによれば、

 

記事の冒頭で、「一般的に底辺職と呼ばれている仕事は、社会を下から支えている仕事」「そのような方がいるからこそ、今の自分があるのだということには気づきましょう」といった感じの、

 

お断りというか、注意書きらしきものはあったらしいのですが、まあ、仮にそれがあったとしても、底辺職という言葉を使ったら炎上しますよね。

 

底辺職という言葉を聞いて、良い印象を感じる人はまずいないと思いますし、逆に、悪い印象を感じる人がほとんどではないかと思うのですよ。

 

なので、そんな言葉をネット上で使えば、炎上するのは当たり前だと思いますし、その意味で今回の炎上は、起こるべくして起こったことだったのでしょう。

 

ちなみに、その記事では以下の12の職業を底辺職として、それぞれの職業の平均年収などを紹介していたそうなのですが、まあ、確かにどれもが社会を下から支えている職業ではありますね。

 

底辺職①:土木・建設作業員

底辺職②:警備スタッフ

底辺職③:工場作業員

底辺職④:倉庫作業員

底辺職⑤:コンビニ店員

底辺職⑥:清掃スタッフ

底辺職⑦:トラック運転手

底辺職⑧:ゴミ収集スタッフ

底辺職⑨:飲食店スタッフ

底辺職⑩:介護士

底辺職⑪:保育士

底辺職⑫:コールセンタースタッフ

 

また、記事ではこれらの職業の共通点として、「肉体労働である」「誰でもできる仕事である」「同じことの繰り返しであることが多い」といったことを挙げ、

 

さらに、これらの職業につくデメリットとして、「平均年収が低い」「結婚のときに苦労する」「体力を消耗する」といったことを挙げていたそうです。

 

そして、記事の最後のほうでは、「底辺職に就かない方法」「底辺職から抜け出す方法」「スキルや資格を身に付けることの重要性」といったことが書かれていたということですが、

 

なぜ底辺職などという言葉を使ってしまったのかは謎ですね。サイトの閲覧者を増やすために、人目を引くような言葉を使ってわざと炎上させたのかな?

 

まあ、相場の世界で言うところの逆張りですかね。あえて他人と違うことをすることで儲けようとした…みたいなことだったのかもしれません。

 

問題になった記事が掲載されていたのは就活情報サイトなので、もしかすると、サイトの閲覧者に対して求人広告を表示して、それで広告収入が入る仕組みになっていたのかも。

 

ただ、広告を見るか見ないかというタイミングで底辺職などといった言葉を目にしたら、応募しようという気持ちは失せてしまうと思うので、それで収入が得られたのかなあとは思います。

 

また、記事の中でスキルや資格の重要性に触れていたということなので、いわゆる資格商法的なことをしていた可能性もゼロではないかなあという気もしました…

 

が、いづれにしても印象は悪いですよね。底辺職という言葉で煽ろうとした。あるいは、焚きつけようとした…みたいな感じにしか思えないですし。

 

それに、これらの職業について、誰でもできる仕事と言っているのもどうかなあと思いました。例えば、トラック運転手の場合は運転免許が必要ですからね。

 

普通免許ならまだしも、大型免許となると、取得するのも結構大変だと思いますので、それを誰でもできる仕事と言ってしまうのは、ちょっと違うと思うのですよ。

 

最近は、試験制度が変わって、以前に比べると大型免許が取得しやすくなったと聞きますが、それまでは、運転技術を試されているのか、運を試されているのかがよくわからないような

 

実技試験があったそうですからね。聞いた話しでは、バックモニターのない車長が10メートルを超えるトラックをバックさせて、壁に50センチまで寄せるという実技試験があったそうですよ。

 

また、12の職業について、肉体労働と一括りにしていますけど、特に土木・建設作業員に要求される肉体労働は、かなりハードなものですからね。誰でもできる仕事とは言えないと思います。

 

例えば、炎天下で何時間も作業するなんて、ふつうの人には無理だと思いますし、そんなことをしたら、場合によっては命に係わるような事態になる可能性もあるわけですからね。

 

それ以外でも、介護士や保育士も資格が必要ですし、それ以前に、人を相手にする職業ですからね。向き・不向きもあると思いますので、誰でもできる仕事とは言えないと思います…

 

ということなのですが、人というのは、こんな感じで序列をつけたがるものなのですかね。以前は、勝ち組・負け組とか、まる金・まるビとか、そんな感じの言葉が流行語になったこともありましたが、

 

今回の底辺職という言葉も、そんなノリで出てきた言葉なのかなあという気がしました。まあ、職業に貴賤なしとは言いますが、実際は序列化しているという話しもあるので、

 

それが現実と思ったほうが良いのかもしれませんけどね。でも、そういう話しを公の場でするというのは、ちょっと違うと思いますし、そうしたことを商売に結びつけるのも、どうかと思いますね。

 

 

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