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2022/03/28

国防に関する重要な指摘

海外の元首などが国会でリモート演説をするのは初めてのことだそうですが、一部から反対の声はあったものの、予定通り、23日にリモート演説が行われましたね。

 

ただ、国会で…とは言っても、議場にリモート演説ができる設備を準備することができなかったようで、国会内の会議室でリモート演説したそうですが。

 

建物の構造上の問題だったのかもしれませんが、議場でモニター画面が使えるようになっていなかったところをみると、そういうところは遅れているのかもしれませんね。

 

ということで、リモート演説関連の報道を見ていたのですが、日本人的な感覚なのか、演説の内容よりは、共感できたかとか、感銘を受けたかといった話しのほうが多いように感じました。

 

まあ、こういうところが平和ボケと言われる所以なのかもしれませんが、大事なのは、今回のリモート演説を踏まえて、日本はどう対応していくべきなのかということではないかと思いますけどね。

 

状況からして、少なくとも日本の意思は世界に表明しないといけないと思うので、どうやって支援をしていくのかとか、制裁は続けていくのかとか、

 

国防はどうするのかとか、あるいは、国連をどう変えていくべきなのかとか、テーマは何でも良いのですが、もう少しそういった議論が出てこないといけないような気がしました。

 

また、リモート演説の内容を見て感じましたが、日本への期待は大きいようですね。アジアのリーダーという立場で、リーダーシップを発揮してほしいということなのかもしれません。

 

それと、「平和を破壊すべきでないということを、地球上の全ての侵略者、明らかな侵略者にも潜在的な侵略者にも、確信させられるかどうか」といった発言があったようですが、

 

この部分は、日本の国防にとっても重要な指摘だと思いました。明らかな侵略者も、潜在的な侵略者も、どちらも日本の隣にある国のことを言っているのでしょうからね。

 

そして、「あなた方にどれだけ急速な成長の歴史があったかを知っている」「今と同じように、日本が私たちと一緒にいてくれていることを確信している」といった発言もあったようですが、

 

これは日本に対して、戦後の復興支援を求めているということではないかという気がしますし、もしかすると、戦い抜いて必ず勝利するという宣言でもあったのかもしれません。

 

まあ、恐らくは、それが世界の現実ということではないかと思いますが、そう考えると、今の日本で行われている議論の一部は、現実離れしたものということになりそうですね。

 

例えば、「早く降伏したほうがよいのではないか」といった議論が最たるものだと思いますが、こういった侵略を肯定してしまうかのような話しは、世界では通用しないと思いますし、

 

言論の自由があるとはいえ、そういった話しが個人のレベルで議論されているというならまだしも、テレビ番組の中で発言している人たちがいるというあたりも、どうなのかなあと思います。

 

もちろん、テレビに出演しているコメンテーターや評論家、あるいは文化人?などと呼ばれている人たちは、視聴率が取れるような発言をするのが仕事の一つになっていると思うので、

 

それからすれば、そういったテレビ番組があるというのもわからなくはないのですが、それにしても、公共の電波を使ってするような話しではないと思うのですよね。

 

また、「喧嘩両成敗」とか、「どっちもどっち」みたいな話しも、言い換えれば、侵略された側にも悪いところがあるみたいな話しですので、同様にどうかと思います。

 

まあ、学校のいじめ問題でも、「いじめられるほうも悪い」みたいな話しが出てくることがあるので、それと同じように考えているということなのかもしれませんけどね。

 

ただ、戦争の場合は、さすがに侵略している側に正義はないと思いますし、侵略する側にあるのは、野心とか利害とか、そういったものだけだと思いますが。

 

もちろん、侵略している側の人に聞けば、間違いなく「自分たちは正しい」と言うと思いますし、実際、今回の場合もそんな感じの話しは伝わってきていますけどね。

 

でも、そういった言葉を聞いて、「確かにそうだよね」となってしまうのはどうかと思います。もしかしたら、長いものには巻かれろ的な発想なのかもしれませんし、

 

揉め事の当事者の一方に肩入れするようなことは避けたほうが良いという発想なのかもしれませんが、こうした妥協や中立も、結果的に侵略を肯定してしまうことになると思いますので。

 

といったことを考えると、やはり今の日本は平和ボケなのかなあと思いますし、一部の人たちが言うように、戦後の教育が間違っていたのかもしれませんね。

 

学校で教わる「いかなる戦争もしてはならない」という話しは、平時であれば通じる話しかもしれませんが、そうした前提条件のようなものを抜きにして教えられるので、

 

「戦争はいけない」という思考だけが日本の社会に根差してしまったのだろうと思いますし、それが原因で、有事になると現実離れした話しが出てきてしまうような気がします。

 

まあ、このあたりは、根深い問題というか深刻な問題だと思いますが、こうした思考から抜け出せないと、いづれ日本は世界から取り残され、孤立することになってしまうのではないでしょうか。

 

 

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