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2021/12/16

3.5畳のワンルーム

少し前に、家具メーカーが3.5畳のワンルームを99円で賃貸するというニュースがあったのですが、ちょっと気になったので調べてみたところ、入居希望者の応募は締め切られたみたいですね。

 

まあ、当然のことですが、これは家具メーカーのプロモーションでしょうから、入居するにあたっては、イベントなどの宣伝活動に参加できる人といった、いろいろな条件がついていると思いますので、

 

応募者が殺到するといったことはなかったのではないかと思いますが、それでも、99円という家賃に魅力を感じて応募された方は、それなりにいたのではないかと思います。

 

でも、どうなのでしょうね。一応、ニュースでは、「一人暮らしには嬉しいロフト付きの半地下のワンルーム」ということなのですが、ロフトはともかくとして、半地下はどうかなあと思います。

 

昔…というか大昔ですけど、アルバイトをしていた会社の事務所が半地下だったのですが、湿気が多くて嫌でしたけどね。もちろん、半地下だから必ず湿気があるということでもないとは思いますが。

 

それに、ロフトというのもどうかなあと思います。世代の違いなのかもしれませんが、ロフトって、昔で言えば屋根裏部屋ですからね。ロフトのある物件の場合、

 

ロフトに布団を敷いて、そこで寝起きするという人もそこそこいると聞きますけど、寝起きするときにハシゴを昇り降りして…というのは、ちょっと面倒なような気もします。

 

ただ、今回の3.5畳のワンルームは、家具メーカーが用意した物件だけあって、いろいろな工夫がされているらしいので、自分が思っているようなイメージのワンルームではなさそうですけどね。

 

例えば、部屋に備え付けの収納ラックが2つあって、それによって空間を縦に使うことができるので、狭い部屋でも広く感じることができるとか、

 

ロフトにも収納棚があって、それなりにモノが置けるようになっているなど、限られたスペースを有効に活用できるような工夫はあちこちにされているようです。

 

まあ、このあたりは家具メーカーならではのことなのでしょうけどね。「当社では、限られたスペースを有効活用できる商品が揃っています」ということなのだろうと思います。

 

実際、キャスター付きのワゴンであるとか、広げると倍の大きさになる折り畳み式?の作業机とか、伸ばすとベッドにもなるソファーなど、いろいろな商品があるようで、

 

今回の3.5畳のワンルームにも、そういった商品がすでに置かれた状態になっているそうなので、少なくとも、単身者が快適に暮らせるようにはなっているのだろうと思いますね。

 

でも、自分も住んでみたいかと聞かれたら、やっぱり躊躇するかなあ…。

 

何となくですが、3.5畳のワンルームですと、壁の圧迫感があるような気がするのですよね。茶道の世界では、4畳半より小さい茶室は小間(こま)、4畳半以上の茶室を広間(ひろま)というらしいですが、

 

この表現で言えば、3.5畳のワンルームは小間ですので、やはり居住空間としての部屋としては、ちょっと小さいような気がします。例えば、和室の4畳半のように、

 

正方形で4畳半のスペースが最低限ではないかと思いますね。同じ4畳半でも、長方形の部屋ですと、やはり狭く感じるのではないかなあという気がするので。

 

ただ、この4畳半という広さも結構微妙なのですよね。というのも、畳のサイズにも種類があるので、実際には、同じ4畳半でも、使う畳によって広さの違う部屋が出来上がります。

 

◇ 京間

畳のサイズは、0.955m×1.91m (1.82平米)。

 

◇ 中京間

畳のサイズは、0.91m×1.82m (1.65平米)。

 

◇ 江戸間

畳のサイズは、0.87m×1.74m (1.54平米)。

 

◇ 団地間

畳のサイズは、0.85m×1.7m (1.44平米)。

 

これらのサイズで4畳半の広さを計算すると、京間が8.2平米、中京間が7.45平米)、江戸間が6.95平米、団地間が6.5平米ということになりますからね。

 

団地間の4畳半は、京間の4畳半の8割くらいの広さしかないので、京間の住居から団地間の住居に引っ越しをすると、かなり違和感を感じると思います。

 

これが賃貸物件だったら、不動産屋さんが誤魔化しているのではないかと感じてしまうかもしれませんね。実際、若いころの自分もそんな感じでしたし…。

 

自分の場合、子どもの頃から住んでいた家が中京間だったので、畳のサイズは0.9m×1.8mと覚えていましたからね。そして、仕事で東京に出てきてアパートを借りたとき、

 

そのアパートが江戸間だったので、内見の際、資料では6畳となっている和室に入った瞬間に、「狭いなあ」と感じたのを今でも覚えていますし、

 

その場にいた不動産屋さんに、「これ、本当に6畳の部屋ですか?」と聞いて、一瞬ですけど、不動産屋さんに何とも言えない顔をされたこともよく覚えています。

 

まあ、そうですよね。いくら客商売の不動産屋さんといっても、20歳そこそこの若造にそんなことを言われたら、「何言っちゃってるの、こいつ」となりますよね。

 

ただ、そこで不動産屋さんといろいろと話しをして、畳のサイズに酒類があって、同じ6畳でも広さが違うということがわかったので、勉強にはなりましたけど…

 

ということで、3.5畳のワンルームの話しに戻りますが、実際に暮らしてみた方の感想などは聞いてみたいですね。何となくですが、プロモーションということであれば、

 

わりと若い方が入居者に選ばれるのではないかと思いますので、数十年前の自分と、今の若い人との考え方の違いなども聞けるような気がしますし。

 

 

持ち家なんていらない!ホテル暮らしのホリエモン

 

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