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2021/10/21

通信障害は現代人にとって死活問題

先週末、NTT docomo で大規模な通信障害が発生したというニュースがありましたが、日経新聞などによると、200万人くらいの利用者に影響があったみたいですね。

 

また、現代社会において携帯電話は、重要なインフラの一つだから…ということからだと思いますが、松野官房長官が定例記者会見で遺憾の意を表明し、

 

金子総務大臣も閣議後の記者会見で大変遺憾だと述べた上で、「電気通信事業法上の重大な事故に該当するかどうかを確認する」とも発言したようです。

 

何でも、電気通信事業法では、緊急通報を扱う通信サービスで3万人以上の利用者が1時間以上通信を利用できない場合を「重大な事故」と位置づけているそうで、

 

金子総務大臣の発言は、このあたりが根拠になっているみたいですね。たぶん、総務省が NTT docomo に対して報告を求め、重大な事故かどうかを最終的に判断するのではないかと思います…

 

といった今回の通信障害ですが、スマートフォン命みたいになっている人たちにとっては、大変な出来事だったでしょうね。ネットの掲示板を見ていると、

 

通信障害は現代人にとって死を意味する…みたいな話しも出てきますが、大袈裟だな…と思う反面、それだけ普段の生活がスマートフォンに依存しているのだろうと思います。

 

逆に、暇つぶしにニュースを見たりもしていますが、基本的には電話とメールくらいでしか携帯電話を使っていない自分は、現代人ではないんでしょうね。

 

報道によれば、通信障害が発生したのは、14日(木)の夕方くらいで、そこから30時間近く障害が続いたという話しですが、自分は特に困ることもなく、普段通りに生活していましたので…。

 

もしかしたら、出先にいるときに仕事関係の電話が受けられなかったかもしれませんが、そんな場合でも、職場のほうに電話してもらえば用事は済んだと思いますし、

 

メールの受信が遅れていたかもしれませんが、大して重要なメールが来るわけでもないので、そんなことがあったとしても、影響はなかったと思いますし…。

 

それに、そもそもの話し、受信したメールがいつに送信されたものなのかなんて気にもしていませんので、メールの受信が遅れたとしても気づくことはないでしょう。

 

まあ、NTT docomo くらいの会社になれば、何か起こればすぐに報道されるでしょうし、その報道を見た相手方が気を使ってくれたから問題にならなかった可能性もありますけどね。

 

でも、そういったことも含めて、問題が起こらなかったのは事実ですので、自分の携帯電話への依存度は低いと思いますし、その意味では、非現代人なのでしょう。

 

ただ、だからと言って携帯電話が無くても良いとか、あるいは多少の通信障害があっても良いとは思っていませんよ。最近の携帯電話には、緊急地震速報やエリアメールみたいな仕組みがあって、

 

もしもの時に、それによって人の命が助かる場合もあると思うので、1秒たりとも通信障害なんて起こってほしくはないですし、今回の障害についても、大きな問題だと思っています。

 

それに、報道によれば、今回の通信障害は、ネットワーク工事に起因したものだという話しですからね。NTTさんにしては、ちょっとお粗末な話しではないかと思っています。

 

さて、そんな今回の通信障害ですが、携帯電話の通信回線って、思っている以上にいろいろなことに使われているみたいで、意外なところにも影響があったようです。

 

もちろん、こういう世界の話しをあまり知らない自分だから意外だと思うだけで、今の若い人たちにとっては、当たり前の話しなのかもしれませんけどね。

 

自分が真っ先に想像できたことなんて、通話、メール、Suica、LINEくらいでしたし、それ以外のところは、言われてみれば確かにそうだよなあ…と思うものばかりでしたので。

 

例えば、地図アプリなんていうものがありますが、最近の地図アプリはすごく優秀だそうで、カーナビの代わりとして地図アプリを使っている方もいらっしゃるのですよね。

 

そして、この地図アプリは、GPSで自分の位置を特定しつつ、周辺の地図データを表示するという、通信回線が機能していることが前提になっているものなので、通信障害の最中は機能しません。

 

なので、カーナビの代わりで使っている最中に通信障害に巻き込まれた方は、途中で迷子になってしまったのではないかと思いますし、初めて行くような場所なら、帰るに帰れなかったかもしれません。

 

あと、車関係では、カーシェアのサービスにも影響があったみたいですね。何でも、車を借りるときに、メンバーズカードのようなものを車についている読み取り機にかざすらしく、

 

その読み取り機の先にあるのが携帯電話の回線なのですね。カード情報を読み取って、それによって車のドアロックを解除するので、通信障害の最中はドアが開かなかったみたいです。

 

それと、都心でやっているコミュニティサイクルというのですかね。要はレンタル自転車ですが、これの解錠にも通信回線が使われているらしく、影響が出てしまったようです。

 

また、タクシーでクレジットカードが使えるようになってから結構経ちますが、これも決済情報のやり取りで携帯電話の通信回線を使うので、通信障害の最中は決済ができなかったみたいです。

 

最近は、キャッシュレスが進んでいますから、持ち歩く現金の額も少ないという方もいらっしゃると思いますが、もしかしたら、タクシー代を支払えなかった方もいらっしゃったのではないかな…

 

といったことを考えると、実際には、200万人を遥かに超える人に影響が出たかもしれないですね。クレジットカードが典型的だと思いますが、

 

クレジットカードの読み取り機を設置している人がNTT docomo の利用者で、クレジットカードの利用者は、NTT docomo の利用者としてはカウントされていないでしょうからね。

 

 

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