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2021/07/10

都議会議員選挙が終わったと思ったら…

東京都議会議員選挙が終わったと思ったら、今度は4度目の緊急事態宣言と、何かと落ち着かない1週間でしたね。東京オリンピックも無観客でやることになったみたいですし…。

 

でも、こういうことになるなら、最初から無観客でやると言ってしまったほうが良かったのではないかなあ…という気がしますね。こういう話しををズルズルとやるのは良くなかったと思います。

 

ただ、東京オリンピックについては、本来であれば開催都市の長として、小池都知事がもう少し前面に出てくるべきではないかなあ…という気もするのですけどね。

 

それに、4度目の緊急事態宣言にしても、東京都が対象地域なのに、当の小池都知事は、「政府が手続きをされると伺っております」といった感じで、まるで他人事でしたし…。

 

でも、何となくですが、緊急事態宣言を求めたのも東京都で、無観客と決めたのも、東京オリンピックの主催者である東京都ではないかという気がするのですよね。

 

本来であれば東京都の責任で進めるべきところを、責任の所在も含めて、何もかも国に押し付けてやっているような印象があります。

 

それに、7つのゼロという公約は何一つ守れなかったのに、ここにきて観客ゼロというゼロを達成するなんて、何の冗談かと思いますよ。

 

でも、それでも人気があるというのだからすごいと思います。今回の東京都議会議員選挙にしても、マスコミは、「勝者なき都議選」みたいな報道をしていますが、

 

実質的には、小池都知事が勝者だったのではないですかね。まあ、本人が選挙に出たわけではないですが、小池都知事が特別顧問をしている都民ファーストの会が、

 

事前の予想では惨敗すると言われていながら、終わってみたら31議席を獲得していたわけですからね。(当選後に無免許運転で除名処分になった議員が出たので、そこから1議席減ったようですけど…)

 

あと、8回連続で23議席獲得した都議会公明党と、7議席から15議席に議席を倍増させた都議会立憲民主党も、小池都知事に次ぐ勝者のような気がします…

 

といったことを考えると、今回の東京都議会議員選挙は、「勝者なき都議選」ではなくて、「都議会自民党の一人負け」だったのではないかという気もします。

 

小池都知事恐るべし…といった感じかな…。

 

今回の都議会議員選挙については、小池都知事の狸寝入り戦法が功を奏したと言う人もいますが、あれが作戦だったのだとすれば、本当にうまくやったよなあ…という気がします。

 

また、都議会公明党も選挙に強いですよね。23人立候補で23人当選。しかも、今回の選挙は6人が新人だったということなので、それで全員当選というのはすごいと思います。

 

そして、23人立候補して全員当選ということを、これまで8期連続で達成しているわけですからね。支持母体がしっかりしているとはいえ、なかなかここまでのことはできないと思います。

 

一方、都議会自民党は…と言えば、事前の予想では40議席以上獲得と言われていたのに、ふたを開けてみたら33議席でしたからね。事実上の惨敗と言ってよいのではないかと思います。

 

また、この結果については、菅総理も「自公で過半数を獲得できなかったことは謙虚に受け止める」といった、事実上の敗北宣言のようなコメントを出していますからね。

 

恐らく、自民党もそう思っているのだろうと思います。

 

で、負けた原因は…といえば、投票率が低かった…といった事情はあったものの、やはり都民ファーストの会というか、小池都知事だったのだろうと思います。

 

都議会自民党が思っていたよりも、小池都知事が率いる都民ファーストの会が強かったということなのでしょうね。まあ、それもこれも、すべてが小池マジックだったという人もいますけど…。

 

でも、これが小池マジックだったということであるなら、それはすなわち、東京都民は、(今回も)小池都知事にまんまと騙されたということでもあるのでしょう。

 

また、政治絡みでもう一つ気になるのが、小池都知事と自民党の関係というか、実質的には自民党の二階幹事長との関係ですが、それがどうなるのか…といったあたりの話しですね。

 

もし仮に、小池都知事が国政に復帰したいと考えているなら、二階幹事長は頼みの綱ともいえる存在だと思うので、小池都知事としては、二階幹事長との関係は崩したくないでしょうし、

 

その一方、都民ファーストの会が惨敗となれば、小池都知事の人気にも陰りが出る可能性もありますので、小池都知事としては、今回の選挙でそのあたりのバランスをとったのだろうと思いますし、

 

それに加えて、自身の応援団とも言われている公明党の支持母体との関係についても配慮したのだろうと思いますが、問題は、それを二階幹事長がどう受け取ったかですよね。

 

まあ、二階幹事長としても、安部さん、麻生さん、甘利さんの3A(トリプルA)との関係があるので、よほどのことがない限り、小池カードを手放すようなことはしないでしょうし、

 

それからすれば、小池都知事と二階幹事長の関係性も今まで通りということなのでしょうけど、都合が悪くなれば手のひらを反すのが政治の世界なので、この先どうなるかまではわからないなあ…。

 

あと、政治絡みとしては、やはり秋に予定されている総選挙の結果がどうなるかという話しもありますよね。

 

以前から、東京都議会議員選挙は、そのあとに行われる国政選挙の前哨戦と言われていて、都議会議員選挙で都議会自民党が敗北したときは、

 

国政選挙でも自民党が敗北すると言われていますし、実際、これまでもそんな感じでしたので、それからすると、秋の総選挙も自民党の敗北で終わるはずなのですが、

 

総選挙のある秋には、オリンピックも終わっていて、ワクチンの問題もある程度解決しているでしょうから、それからすると、自民党としては攻められるところがないですからね。

 

まあ、そのあたりのことは総選挙になってみないとわかりませんが、総選挙では、思ったよりも自民党が強かったということになるのではないかなあという気がしますし、実際にそうなれば、

 

巷で多少話題になっている「菅おろし」みたいなことも起こらないような気がしますね。何となくですが、総選挙後も菅総理、菅政権なのではないかなあという気がします。

 

しかしまあ、小池さんは策士ですよね。「策士、策に溺れる」みたいなことが起こらない限り、高い人気を保ったままで国政に復帰するのではないかなあ…。

 

 

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