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2021/05/25

過去の事件を模倣したのかな?

少し前に、2019年9月に発生した茨城県境町一家4人殺傷事件の容疑者の男(26、以下A)が逮捕されたという報道があり、それ以降、時間のあるときに関連する記事を見ているのですが、

 

記事になっていることが事実だとすると、Aは、1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件(いわゆる酒鬼薔薇事件)や、2000年に発生した世田谷一家殺人事件の模倣犯かもしれないですね。

 

また、記事の中には、Aが少年期に猫を殺害したり放火をしたりといった奇行を見せていたという話しが出ているものもあり、そのあたりのことも気になっています…

 

ということで、ネットにあった記事を参考に、奇行があった頃から今回の逮捕に至るまでの出来事などを順番に並べてみました。

 

     *

 

今から10年ほど前、Aは、埼玉県三郷市にある自宅から千葉県内の私立高校に通っていたようですが、学校の中で、携帯電話で撮影した猫の生首の写真を同級生に見せたことがあったそうです。

 

ただ、その写真を見た同級生は、Aがネットで拾ってきた写真を見せたのだろうと思い、そういった写真なのではないのか…といったことをAに問い質したそうです。

 

ところが、それを聞いたAは、疑われたことが気にいらなかったのか、写真に撮った猫の生首を箱に入れて学校に持ってきて、それを同級生に見せたそうなのですよね。

 

そして、当然のことながら、そうしたAの奇行は学校の中で話題となり、それを聞きつけた教師がAに事実関係を確認したところ、Aは自主的に退学をしたという話しです。

 

ただ、これだけであれば、奇行を見せたことのある少年Aということで話しは終わったと思うのですが、その後、Aは刃物を使った2つの事件を起こしているのですよね。

 

まず、1つ目の事件は、2011年11月18日に埼玉県三郷市で発生した、中学3年生の女子生徒(14)が包丁で顎を刺されるという殺人未遂事件で、

 

2つ目の事件は、それから1か月もしない2011年12月1日に千葉県松戸市で発生した、8歳の女児が小刀で脇腹などを数か所刺されるという傷害事件です。

 

どちらも、いわゆる通り魔事件ですが、警察の捜査の中でAが浮上し、Aの自宅を家宅捜索したところ、複数の刃物が発見され、その後、Aは2つの事件の容疑者として逮捕されました。

 

ただ、これら2つの事件は、いわゆる少年事件でもあり、かつ、Aの精神疾患が疑われたため、Aが逮捕された後は、大きく報道されることはなかったようです。

 

また、逮捕後のAの処遇ですが、当時の報道を見る限りでは、以下のような感じだったようですね。

 

まず、少年事件だったため、当初は家庭裁判所に送られたようなのですが、そこで刑事処分が相当ではないかという話しになり、いわゆる逆送という扱いで地方裁判所に送られることになったそうです。

 

そして、地裁では裁判員裁判が行われたようですが、その中で、Aが広汎性発達障害という生まれつきの資質と、両親の育成環境が動機に直結したとの指摘があり、

 

求刑は5年以上10年以下の不定期刑(刑事処分相当)だったものの、判決では、医療少年院で治療や矯正教育を施すことが有効として、家裁に移送する決定(保護処分相当)をしたということです。

 

 

ただ、裁判の中でAは、「被害にあった女児の首をはねて持ち帰ろうと思った」などといった証言をしていたといった話しもあるらしいのですよね。

 

仮にそれが事実であり、かつ、猫の生首の話しもあわせて考えると、Aは、1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件(いわゆる酒鬼薔薇事件)の模倣犯だったのではないかという気がします。

 

また、報道によれば、Aはこれ以外にも、埼玉県三郷市で簡易トイレや車に放火したことがあるということなので、それも含めて考えると、Aは、模倣犯以上だった可能性もありそうです。

 

そして、2013年の判決から6年した2019年9月23日に茨城県境町一家4人殺傷事件が発生し、Aは、その事件の容疑者として2021年5月7日に逮捕されましたが、この事件も猟奇的な事件でしたよね。

 

この事件の被害者は、夫婦とその子ども2人の合わせて4人でしたが、特に殺害された夫婦に対しては、明確な殺意があったのではないかと言われています…

 

というのも、夫(48)には腹部に貫通するほどの刃物による傷があり、妻(50)には頸部に刃物による複数の傷があったということで、ともに深手だったから…というのが理由のようです。

 

また、Aが逮捕された決め手の一つだと言われている足跡痕(いわゆるゲソ痕)についても、家に侵入するまでの足跡痕はあるものの、家の中には足跡痕がなかったようで、

 

恐らくAは、靴を脱いで犯行に及んだのではないかという話しなのですが、逃げやすいように靴を履いたまま犯行に及ぶのが一般的と言えば一般的ですので、

 

Aがそうしなかったのは、もしかしたら、最初から逃げるつもりがなかったからではないか…と言われているのですよね。(このあたりも猟奇的と言えば猟奇的です)

 

もしかしたらAは、一家全員を殺害するつもりだったのかもしれませんが、これで思い出されるのが、2000年の世田谷一家殺人事件で、Aは、この事件の模倣犯でもあったという可能性もありそうです。

 

また、逮捕に至る経緯ですが、茨城県警が、過去に同種の事件に関与した人物を調べる中でAが浮上し、茨城県警から連絡を受けた埼玉県警が調べたところ、Aがネットで刃物を購入していたことなどから、

 

2020年11月19日、埼玉県警と茨城県警の合同捜査本部が殺人予備容疑でAの自宅に対して大がかりな家宅捜索を実施し、大量の硫黄があったことから、三郷市火災予防条例違反容疑でAを逮捕。

 

そして、2021年2月には、警察手帳についている旭日章(警察章)を偽造し販売しようとした公記号偽造の容疑で茨城県警がAを逮捕し、その後、今回の殺人容疑での逮捕となったようですね。

 

また、殺人容疑での逮捕は、犯行現場に残されていた足跡痕がAのものと酷似していたことや、Aが、犯行に使われた催涙スプレーと同じものをネットで購入していたことなどが決め手になったようです。

 

特に足跡痕(ゲソ痕、靴の裏のすり減り方)というのは、履いている人によって十人十色という話しなので、それが酷似していたことが一番大きな要因だったかもしれません。

 

ちなみに、Aの祖父は地元の地主だそうで、Aの実家もわりと裕福だと言われているようなのですが、そのせいもあってか、Aと同じ姓の市議会議員などに対して、嫌がらせの電話をしている人がいるようですね。

 

そういうのは良くないと思うけどなあ…。

 

あと、少年期のAの名(姓名のうちの名)と、逮捕時のAの名が違うという話しもあるようで、どこかのタイミングで改名したのではないかといったことが言われています。

 

神戸連続児童殺傷事件(いわゆる酒鬼薔薇事件)の少年Aも、逮捕後に母方の姓を名乗るようになったと言われているので、もしかしたら、同じような理由で改名したのかもしれませんね。

 

 

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