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2020/05/08

在宅勤務にすると社員が仕事をサボる?

旬の話題ということなんでしょうかね。暇つぶしにネットを見ていると、たまに在宅勤務の話題が出てくることがあるので読むようにしています。

 

自分の勤め先は在宅勤務を導入していないので、書いてあることのすべてが理解できるわけではないのですけどね。

 

でも、これは通常の勤務でも在宅勤務でも同じだよなあ…といったこともわりとあって、そういう部分は参考にするようにしています。

 

ただ、それと同時に、ちょっと驚いたこともありました。

 

在宅勤務を導入しない理由として、「在宅勤務にすると社員が仕事をサボるから」といったことをあげている会社がそこそこあるみたいなのですよね。

 

現場の仕事なので導入できないとか、設備投資ができない…といった理由ならまだわかるのですが、社員がサボるから…という理由はどうなんでしょうね。

 

そんなに自分の会社の社員のことが信用できないのだろうか…とか、そんな状態で職場がギクシャクすることはないのだろうか…と思ってしまいます。

 

もちろん、言われないとやらない…みたいな人がいるのは事実だと思いますよ。実際、自分の勤め先にも、そういう人がいますし…。

 

でも、そういうサボり癖のある人には、サボるなと指導すれば良いと思うのですよ…というか、それをするのが上司の仕事ではないかと思いますけどね…

 

といったあたりが疑問だったので、それらしいことが書いている記事を読み返してみたのですが、在宅勤務が導入できない理由の多くは、マネジメントに問題があるから…ではないかと思いました。

 

自分が読んだ記事からすると、在宅勤務を導入できるのにしない理由は、およそ以下の3つのようなのですよね。

 

1. 在宅勤務ではコミュニケーションがとりづらい

2. 在宅勤務では情報共有がしづらい

3. 在宅勤務ではマネジメントが難しい

 

でも、このうちの「コミュニケーション」と「情報共有」は、工夫次第でどうにでもなるのではないかな…と思います。

 

まあ、このあたりについては、実際に自分が在宅勤務をしたことがないので、断定的なことは言えないのですけどね。

 

ただ、何となくですが、こういうことを理由にあげている会社は、在宅勤務をするかしないかに関係なく、ふだんからこういう問題を抱えているような気がします。

 

例えば、以前に自分が勤めていた会社では、ちょっと何かあるとすぐ席を立って同僚に聞いて…みたいなことがわりとあったのですが、これなどはその典型ではないかと思います。

 

まあ、気軽に聞ける…という点では、コミュニケーションがとれているのだろうと思いますし、情報共有もできているのだろうとは思いますけどね。

 

でも、こんなことを頻繁にしていたら仕事に集中できないと思いますし、効率が悪いと思うのですよ。

 

実際、その時の上司も問題視していましたし…。

 

 

で、どうしたかというと、非常にシンプルですが、

・聞く側の人は、聞きたいことをメモにまとめて一度に聞く。

・聞かれる側の人は、よく聞かれることを資料にまとめる。

といったことをやりました。

 

そして、その結果、

・伝えたいことを正確に伝える

・伝えておくべきことはしっかり伝える

といった、職場で本来あるべきコミュニケーションや情報共有ができるようになったわけです。

 

まあ、これが、コミュニケーションと情報共有の問題に対する正解かどうかはわかりませんが、当たらずとも遠からじではないかな…と思います。

 

また、「マネジメント」の問題ですが、これは、マネジメントされる側の問題というよりは、マネジメントする側の問題のような気がしますね。

 

何となくですが、「部下の仕事を観てホウレンソウ(報告・連絡・相談)させる」ことが上司の仕事だと思っている人が多いのではないかな…という気がします。

 

違った言い方をすると、「部下に仕事を任せきれていない」のだろうと思います。

 

で、なぜ「部下に仕事を任せきれていない」のかと言えば、それは「部下を信頼できていない」ということなんでしょうね。

 

だから、「(部下の仕事を観られない)在宅勤務にすると仕事をサボる」という話しになるのではないかな…と思います…

 

ということで、在宅勤務が浸透しない大きな理由は、「上司のマネジメントのあり方」ではないかと思うのですがどうでしょう?

 

まあ、これも当たらずとも遠からじ…のような気がしますけどね。

 

でも、国が「世界最先端IT国家創造宣言」の中で「テレワーク」に触れたのが2013年(平成25年)で、そこから7年しても今の状況というのは、ちょっと残念ですよね。

 

この世界最先端IT国家創造宣言は、

 

「女性や介護者など、個々人の事情や仕事の内容に応じて、外出先や自宅、山間地域といった遠隔地など、場所にとらわれない就業を可能とし、多様で柔軟な働き方が選択できる社会を実現する」

 

「労働者のワーク・ライフ・バランスを実現する」

 

といった、非常に魅力的な話しだったのですけどね。

 

また、これに合わせてか、国は「働き方改革推進支援助成金」。東京都は「ワークライフバランス推進助成金」といった制度を提供していますが、これらの制度はどの程度活用されているのだろう…と思います。

 

今回の騒動もそうですが、東京に一極集中という今の状況は変えていったほうが良いと思いますし、テレワークは、それを変える手段でもあると思うのですけどね。

 

こういったところに消極的では、とても最先端IT国家とは言えないと思うなあ…。

 

ちなみに、自分の勤め先の場合は、「職場に出ている人に示しがつかない」という精神論?が在宅勤務を導入しない理由になっていますが、これもマネジメントの問題ですかね?

 

まあ、満員電車で苦労して出勤している人がいる中で、通勤しなくても良い人がいるというのは不公平かもしれませんが…。

 

でも、それが不公平ということなら、交通費の実費以上の通勤手当を出せばよいのではないかな…と思いますけどね。

 

仕事に必要な通勤なのに実費のみ支給…という今の状態も、本来はおかしいのかもしれませんし…。

 

通勤途上の事故は、労災の対象になっているわけですからね。

 

もしかしたら、通勤を賃金の支払いの対象にしたら、テレワークも今より普及したりして…。

 

 

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