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2020/04/24

仕事のやり方を変える機会になったことは良かったと思う

早いもので緊急事態宣言が出されてから2週間が経過しましたが、最近の報道を見ていると、当初の話しから変わってきているところがあるなあ…という気がしますね。

 

例えば、緊急事態宣言も、最初は「医療崩壊を食い止めるために」といった話しだったのが、最近は「接触を8割削減するために」といった話しに変わってきているような気がしますし、

 

3つの密(密閉、密集、密接)の話しも、最初は「3つの密が重ならなければ大丈夫」といった話しだったのが、今は「1つの密でもリスクはある」といった話しに変わってきているような気がします。

 

また、一時期よく聞いていた「瀬戸際」という言葉ですが、これはこのところ聞かなくなったような気がする…。

 

もちろん、状況は日々変わっていくわけですから、それに応じて言葉や話しが変わっていくのは当然だろうと思いますし、それ自体が悪いということではないと思いますけどね。

 

ただ、「医療崩壊を食い止めるために」が「接触を8割削減するために」に変わったとすると、それはちょっと問題だろうと思います。

 

医療崩壊を食い止めるための手段が8割削減だったはずなので、その8割削減に躍起になっているということになると、手段の目的化が起こっているということになってしまいますからね。

 

手段と目的を混同しない…というのは、何かをする上での基本中の基本だと思いますので、さすがにそれはまずいと思う…。

 

まあ、医療の問題は医療の問題として対応が進んでいるとは思うので、自分がそう感じているというだけの話しだろうとは思いますが…。

 

でも、方向感がないというか、なんだかよくわからない話しになってきましたよね。こんな感じで本当に大丈夫なのだろうか…

 

といった今回の騒動ですが、サラリーマンという立場からすると、騒動によって在宅勤務が積極的に行われるようになるなど、仕事のやり方に変化が出てきたことは良かったのではないかな…と思っています。

 

自分の勤め先でも、在宅勤務は導入されていないものの、出勤日の調整や時差出勤、時短勤務などの取り組みを行っていまして、それにあわせて、仕事のやり方も随分と変わりましたし…。

 

例えば、打合せや会議については、3つの密を防止するということで、どうしても…というもの以外は無くなりましたし、残ったものも、以前よりもかなり短い時間で終わるようになりました。

 

別な言い方をすると、時間泥棒の典型例とも言えるような「意味もなくダラダラと続くような会議」はやめました…ということですね。

 

 

また、今までは、何かあるとすぐに取引先に出向いて対応していたのですが、これも今は、電話やメールで済ますようになりました。

 

まあ、相手方も在宅勤務や時差出勤などをしているので、来られても困る…ということもあるからなのですけどね。でも、これによって移動時間がなくなったので、本当に助かっています。

 

これは自分の勤め先が中小企業だからかもしれませんが、今までは「とりあえず会ってお話しを…」といったことが多かったのですよ。

 

もちろん、何かあればすぐに伺います…という姿勢は大事だと思いますし、実際にそうすることが信頼にもつながっていたと思うのですが…。(思っていただけかもしれませんが…)

 

でも、仕事の効率を考えると、「意味もなくダラダラと続くような会議」や、「とりあえず会ってお話しを…」といったことは、非生産的なことだろうと思いますので、そのあたりが変わったことは良かったと思います。

 

あとは、これに加えて在宅勤務ができるようになると、さらに良いと思うのですけどね。そうすれば、通勤という移動時間もなくなるので、その分だけ効率が良くなりそうな気がします。

 

まあ、自分のところの偉い人たちは、「全員が在宅勤務ができる仕事ではない」とか、「出社しなければならない人たちに示しがつかない」といった考え方なので、導入されることはないと思いますが…

 

と、今はこんな感じで仕事をしているのですが、出社人数の8割削減は達成できていないものの、接触の8割削減は達成できているのではないかな…と思えるくらい変わりましたよ。

 

あとは、緊急事態宣言が解除されたあとも、変わって良かったところは変わったまま続けていくことですね。元に戻ってしまったら、もったいないと思う…。

 

でも、それ以前に会社が続くかどうか…という話しが最優先かな…。今の状態が続くと、かなり厳しい状態になってしまう。

 

■ 追記(1)

 

在宅勤務を導入している取引先の人と少し話しをする機会があったので、どんな感じなのか聞いてみたのですが、「打合せや会議もオンラインでできるし、特に問題は感じていない」ということでした。

 

まあ、こういう時代になったということなんでしょうね。もしかしたら、在宅勤務が働き方改革の要になるのかもしれません。

 

ただ、その人が言うには、大人数の会議はオンライン会議には向いていないのではないか…ということでした。オンライン会議は、雰囲気や空気が伝わらないというか、微妙なところがあるらしいです。

 

自分はオンライン会議を経験したことがないので、このあたりのことはよくわからないのですが、たぶん、対面で行う打合せや会議がまったく不要というわけではないということなのでしょうね。

 

オンラインになると、相手の表情の変化や仕草だとかがわかりづらいということなのかな…。

 

■ 追記(2)

 

東京都の新規感染者数とその移動平均です。集計の都合なのか、曜日によって数字に開きがあるみたいなので、前後3日を含む7日間の平均値を使ってみました。

 

新規感染者の推移と移動平均(東京都)

 

これを見る限り、ピークは過ぎたような気がしますが、減少に転じたとまで言ってよいかどうかは微妙なところですね。

 

新規感染者の推移と移動平均(全国)

 

一方、全国の新規感染者数とその移動平均ですが、こちら東京都のグラフと似たような感じですね。

 

 

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