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2020/04/17

出勤者を7割も減らすのは難しい…

「出勤者を最低でも7割、できれば8割は減らしてほしい」という話しがありましたので、自分の勤め先でもいろいろと工夫をしているのですが、緊急事態とはいえ、急に出勤者を7割も減らすというのは結構難しいですね。

 

まあ、自分の勤め先の場合は、準備不足と言いますか、今のような状況になることをまったく想定していなかったので、それもあって余計に難しいのですが…。(自業自得と言われても仕方がない…)

 

やはり、「備えあれば憂いなし」の言葉の通り、何事も日頃の準備が大切ということなのでしょう…。

 

ただ、これは言い訳でしかないのですが、こんな状況になるまで何もしてこなかった…というわけではないです。

 

例えば、駅の構内放送で「時差出勤や在宅勤務のお願い」が流れるようになったときには、偉い人に、「在宅勤務はともかく、せめて時差出勤くらいは対応したほうが良いのではないか」といった提案はしましたし…。

 

また、学校が一斉休校になったときにも、同じような提案をしています。

 

でも、どちらの提案に対しても、偉い人から返ってきた言葉は「そんなことは必要ない」といった素っ気ないものだったので、自分も同僚も、その時点で「ああ、これはやる気がないな…」と思って諦めてしまったのですよね。

 

長く勤めていると、相手の性格というか行動パターンみたいなものって何となく想像がつきますからね。

 

うちの偉い人は、「必要ないと言ったら必要ないんだよ」といった感じのタイプなので、「これ以上言っても言うだけ無駄だよね?」となってしまったわけです。

 

ただ、うちの偉い人は、部下に対しては結構我を通してくるのですが、その一方で、外に対しては意外と弱いところがあったりするのですよね。

 

例えば今回も、小池都知事が緊急記者会見を開いて、それに応じて取引先が対応をし始めたら、さすがにまずいと思ったのか、「うちも何かやったほうが良いんじゃないか?」とか言い出したりして…。

 

まあ、何もしないよりは、少しでもできることをやったほうが良いと思うので、そう言ってもらえたのは良かったのですが…。

 

でも、これについては、さすがに同僚たちも少し怒っていましたけどね。特に高齢の家族と暮らしている人たちは、少しでも感染リスクを下げたいと思って時差出勤を望んでいたので…。

 

やはり、電車で通勤している人にとっての満員電車は、感染リスクのある怖い存在なのだと思います。

 

専門家の間では、満員電車は三つの密(密閉、密集、密接)ではない…と言われているようですが、身体が触れ合っている状態が「密」ではないと言われても、納得できる人は少ないと思いますよ。

 

また、その意味では、早い時期から時差出勤くらいはやっておくべきだったのだろうと思います…

 

 

ということで始まった今回の出勤調整ですが、イメージとしては、以下の「勤務表(1)」がふだんの状態で、ここから出勤者を減らしていこうといった感じです。

 

20200416a

 

ただ、こういう話しって結構面倒くさいですよね。基本は、「できるだけ少ない人数で、かつ、仕事に支障がでないやり方にする」なのですが、関わる人それぞれに思惑もあったりするので…。

 

例えば、偉い人は「払った分だけ働いてもらうぞ」という気持ちが強いので、偉い人の考え方に近づけようとすると、以下の「勤務表(2)」のような出勤体制になります。

 

少し前に流行った言葉で表現すると、偉い人に忖度した出勤体制ですね。

 

20200416b

 

これは自分の同僚が出したアイデアなのですが、ふだんは休みにしている土曜日と日曜日を出勤日にして、各人の出勤日を分散させることで、一日あたりの出社人数を抑えようといった考え方です。

 

会社に行く人が多そうな週明けの月曜日の出社人数を最小にして、逆に会社に行く人が少なそうな土曜日と日曜日に多めの出社人数にするというアイデアですね。

 

まあ、悪くないと思います。

 

また、各人の勤務日数も、ふだんの「勤務表(1)」と同じ5日なので、偉い人にも満足してもらえるはず…。しいて言えば、土曜日と日曜日を稼働日にした分だけ光熱費が増えるというデメリットがあるな…。

 

ただ、この通りにしても、一日あたりの出社人数は2~4割しか減りません。7割には程遠い…という点では、あまり良い案とは言えないでしょう…

 

ということで、次に考えたのが以下の「勤務表(3)」です。

 

20200416c

 

各人の勤務日数を5日から4日に減らすことで、出社人数を抑えようというアイデアですね。この通りにすると、一日あたりの出社人数は、ふだんよりも4~5割減るので、「勤務表(2)」よりも良い状態になります。

 

また、仕事への影響を考えると、このくらいが限界ではないかな…という現実もあります。小さい会社なので、在宅勤務とかテレワークとかを導入する余裕もなく、これが精いっぱいかな…といった感じなのです…

 

ということで、6日から「勤務表(3)」のパターンで仕事をしています。

 

ただ、この「勤務表(3)」で行く…と決まるまでにも、多少の議論がありましたけどね。

 

まず、週休2日から週休3日にするための追加の休日の扱いをどうするか…が問題になりました。

 

偉い人は「当然、有給休暇だろ?」となるわけですが、言われる側は、「自分たちの都合じゃないのに有給休暇なの?」となるので…。

 

まあ、結論は有給休暇でしたけどね。緊急事態宣言が5月の連休までなので、使用する有給休暇も3日だけだから…ということで合意に至りました。

 

でも、緊急事態宣言が延長されたら、たぶん揉めるだろうなあ…。

 

また、そういったことまで考えると、以下の「勤務表(4)」(△は在宅勤務)のように、各人の勤務日数を変えることなく、一日あたりの出社人数を減らさないとダメなのでしょう。

 

20200416d

 

でも、自分の勤め先の場合は、全員が在宅勤務ができる仕事をしているわけではないので、仮に在宅勤務を導入するとなっても、ここまでにはならないと思います。

 

それに、今のところ?偉い人も在宅勤務には反対のようなので、このようになることはないでしょう…。

 

ただ、何かあったときのことも考えて、在宅勤務ができるような準備だけはしておいたほうが良いと思うのですけどね。今回もそうでしたけど、何かあってから準備するのでは遅すぎるので…。

 

 

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