2021/10/25

多種多様な不祥事が続くテレビ朝日?

テレビ朝日でまた不祥事があったみたいですね。報道によると、テレビ朝日が平日の昼に放送している「ワイド!スクランブル」というワイドショーで、不適切な演出が続いていたそうです。

 

なんでも、同番組の中の「視聴者からの質問にお答えするコーナー」で、番組スタッフが用意した質問を、あたかも視聴者からの質問であるかのように装って放送していたそうで、

 

そうした状態が、3月以降、半年以上にわたってずっと続いていたらしく、番組スタッフが用意した質問は、全体の約2割もあったということです。

 

また、テレビ朝日では、不祥事のあった同コーナーを即刻休止にし、関係者を処分するそうで、同番組内でも、進行役の女性アナウンサーが謝罪をしたみたいですね。

 

まあ、またテレビ朝日か…といった感じの話しですし、それからすれば、特に驚くようなことでもないのかなあという気もしますが、今回の不祥事は、内部告発とかで明るみに出たのですかね?

 

この「視聴者からの質問にお答えするコーナー」というのが、どういうコーナーだったのかは知りませんが、報道されている内容からすると、月曜日から木曜日まで放送されていたコーナーだそうで、

 

視聴者からの質問のいくつかに回答します的な感じの内容だったみたいですね。(番組のホームページとか、SNSとかで質問を受け付けていたのかな?)

 

ただ、もしこの通りだとすると、仮に放送1回あたりにつき、5つの質問を扱っていたとすれば、月曜日から木曜日までの4回の放送で、週あたりの質問数は20。月にすると20×4で80ですよね?

 

で、これが3月以降ということは、最低でも7か月にわたって続いていたということになりますので、80×7で質問数は560。そのうちの2割がテレビ朝日のスタッフが用意していたということですと、

 

560×0.2で112くらいの質問に問題があったということになりそうですね。(報道では、スタッフが「用意」となっていましたが、正確には、スタッフが「捏造」では?)

 

まあ、実際にどのような質問を用意していたのかはわかりませんが、この112という数字は、世論を誘導するには十分な数だったのではないかなあという気がします。

 

また、コーナーの名称が、「視聴者からの質問のお答えするコーナー」ではなくて、「テレビ朝日が言いたいことを言うコーナー」になっていたら問題はなかったのかもしれませんが、

 

質問にお答えしますと言いながら、実際は、受けてもいない質問にお答えしていたわけですから、いくら演出とはいっても、問題視されて当然だろうと思いますし、

 

番組の体裁がワイドショーだからコーナーの休止と謝罪で済んでいますが、これが報道番組であれば、番組自体が無くなっていてもおかしくないくらいの話しだったかもしれませんね。

 

今のマスコミにこういうことを期待するほうがおかしいかもしれませんが、報道では公正さや公平さが求められるというのが、今の放送法の考え方でもありますし…。

 

しかしまあ、テレビ朝日は不祥事続きですね。

 

4月には、日曜日の朝に放送されている「サンデーLIVE!!」のスタッフ6人がカラオケ店で大騒ぎして、そのうちの5人が流行り病に感染。

 

5月には、局員の男性が都内のマンションに侵入し、ワイヤレスイヤホン(約1万円相当)を盗んだとして、住居侵入と窃盗の容疑で逮捕。(確か、逮捕は8月だったかな?)

 

8月には、東京オリンピック関連の番組スタッフ10人がカラオケ店で大騒ぎして、20代の女性社員が退店時にビルの非常階段付近から外に出ようとして骨折し、救急車で搬送。

 

9月には、局員が東京オリンピック関係者用の非売品のピンバッジをフリマアプリ「メルカリ」で高値で転売し、利益を得ていたことが発覚。

 

といった感じで、多種多様な不祥事が続いていましたからね。

 

ネットでは、テレビ朝日のことを、「不祥事のダイバーシティ(多様性)」と言っている人もいるようですが、まあ、確かにその通りだと思います。(うまいことを言うなあ…)

 

また、ちょっと古いですが、2002年頃?に流行った言葉で表現するなら、「疑惑のデパート」ならぬ「不祥事のデパート」。「疑惑の総合商社」ならぬ「不祥事の総合商社」とかですかね?

 

ただ、ダイバーシティ(多様性)という言葉は、本来、こういう問題が起こらないようにするために必要とされているものだと思うのですが、実際のところはどうなのでしょうね?

 

どこかの企業で不祥事が続くと、「同質性が高く閉鎖的な組織文化が色濃い日本企業のもろさ」みたいな話しが出てくることもあるので、個人的にはそういうものなのかなあと思っていたのですが…。

 

確か、同質性が高くなると、

 

・コンプライアンス(法令順守)よりも組織の論理を重視

 

・不条理な命令でも上司には逆らわない

 

・空気を読んで上の意向を忖度する

 

みたいな風潮になって、異論を唱える存在が排除されて自浄作用が働かなくなるので不祥事が起こる…といった感じの話しだったと思うのですが、実際は違うのかな?

 

まあ、いづれにしてもテレビ朝日は、何かしらの組織的な対応をするのではないでしょうか。これだけ不祥事が続くと、さすがに何もしませんでは済まされないでしょうからね。

 

とりあえずやるとしたら、コンプライアンス研修かな?

 

 

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