ナレッジマネジメントを実現するためには

ナレッジマネジメントとは、個人が持っている知識や情報を組織全体で共有・活用することで業績を上げようという経営手法です。

 

ここでいう知識・情報とは、単なるデータ(形式知)だけではなく、経験やノウハウ(暗黙知)までを含んだ幅広いものを指します。

 

ナレッジマネジメントがうまく機能すれば、人材育成や、組織の生産性・意思決定スピードの向上、業務改善・革新が実現できるとされていますが、実際に機能させることは難しいと言われています。

 

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この図は、ナレッジマネジメントのプロセスを簡単に表現したものです。

 

何かを「知った」ということと、それを「分かった」ということとの間には、「記憶する」・「試す」(練習する)ということが必要です。また、「分かった」あとも、それを実務で「使う」(実体験)ことが無ければ「使えた」という状態にはなりません。(「体で覚える」ことが必要)

 

そして、繰り返し「使う」中で習熟度が増し、「考える」ことで「よく分かった」(本質を理解)という状態にようやくたどり着きます。(「スキル」と呼べる状態)

 

それを「伝える」(暗黙知を形式知にして伝える)ことになりますが、そこに至るまでには相当な手間と時間が必要なのです。

 

ナレッジマネジメントを実現するには、このプロセスを実現・継続できる仕組みが必要です。図の中に括弧で書かれているようなことが起こらないようにします。