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2019/07/13

日本人には理解できない韓国人にとっての真正性

先日から始まった韓国に対する輸出規制ですが、この件について文大統領は、「前例なき非常な状況にある」などと発言しているようですね。韓国の大統領による、事実上の非常事態宣言といったところでしょうか…。

 

ただ、そうなってしまった原因は、文政権の無策にあると思います。少なくとも半年以上前には、日韓関係が後戻りできないような状況になるとわかっていたはずですからね。

 

何しろ、徴用工問題での損害賠償請求訴訟の判決や、韓国海軍による自衛隊哨戒機への射撃用レーダー照射事件。そして、日韓合意に基づいて設立された慰安婦財団の解散など、その頃には様々な出来事がありましたし…。

 

それに、そもそも日韓合意などの国家間の合意(国際合意)について、一方的に破棄しても何も起こらないとでも思っていたのでしょうか…といった話しもありますし…。(破棄しても何も起こらないと思っていたような気もしますが…)

 

まあ、このあたりが韓国という国のわからないところですよね。日本人の感覚からしたら、なぜ韓国人はいつもそうなってしまうのだろうか…と考えてしまうところではないかと思います。

 

自分も、この点については非常に不思議に感じていまして、ネットに出ている話しなどを見てはいるのですが、明確な理由というか根拠というか、そういったものが見当たらないのですよね。

 

唯一、もしかしたらこういうことが原因なのかな…と思ったのは、韓国の人たちが使う「真正性」という言葉の概念が、日本のそれとは大きく違っているのではないか…といったあたりの話しかな…。

 

この「真正性」という言葉については、例えば、

 

■ 中央日報 社説 「安倍首相、真正性ある行動見せろ」

 

「(前略)彼は機会があるたびに前提条件なしで首脳会談を持とうといってきた。しかし今回の動きからでは真正性を探し難い。(後略)」

 

■ 中央日報 社説 「慰安婦合意の成否、説得と真正性にかかっている」

 

「(前略)日本から出る一連の発言と報道を見ると、安倍政権の謝罪に対する真正性を疑わざるをえない。(後略)」

 

といった感じで、韓国の新聞記事(日本語版)などにも出てくるのですが、何となくわかったようでわからない言葉です。

 

 

ちなみに、日本における真正性とは、情報処理(情報セキュリティ?)関連の用語として、おおむね以下のような意味で使われることが多いようですね。

 

「正当な権限において作成された記録に対して、虚偽の入力や書き換え、消去や混同が防止されていて、かつ、第三者から見て作成の責任の所在が明確であること」

 

ただ、こういった知識が無くても、真正性の「真」や「正」の漢字を見れば、日本人であれば、「何かしらの明確な根拠や基準といったものと比べて正しいかどうか」といった意味合いで受け取ると思うのですよね。

 

でも、これが韓国における真正性となると、「多くの人が普遍的な正しさではないかと感じているもの」(一言で言うと「主観」?)といった意味合いになるようなのです。(ネットに出ている話しを自分なりに解釈すると…)

 

例えば、少し手前で引用した「安倍首相、真正性ある行動見せろ」の中にある「真正性を疑わざるをえない」という部分について、「では、真正性を疑わざるをえないと感じた理由は何ですか?」となった場合、この社説によれば、

 

「安倍首相が『もう謝罪はない』と釘をさしたこと」

 

「日本大使館前の慰安婦像の撤去を条件にしたこと(撤去を要求したこと)」

 

「日本メディアによる『慰安婦問題の世界記憶遺産登録見送り』の報道」

 

といったことが真正性を疑った理由ということなのですよね…。

 

日本にとっての日韓合意は、「最終的かつ不可逆的な解決」ですから、「もうお互いにこの問題を蒸し返さない」といった話しになるのですが、韓国にとっては、「加害者が被害者に意見するのはおかしい」といった感じになるようです。

 

言い方を変えると、韓国の人に「お互い様」は通じないということかな…。

 

まあ、そもそも加害者と被害者という話しもおかしいのですけどね。恐らくは、「自分は被害者だと言っている人がいるのだから自分たちは被害者だ」ということではないかと思いますが…

 

といった感じなので、日本人にしてみれば、「何を言っても通じない韓国人」となってしまうと思います。

 

でも、仮にこの「真正性」という概念が、韓国の人たちの思考の根底にあるのだとしたら、これから先も何も解決しないでしょうね。

 

日韓両国の間の問題に限った話しではないですが、二者間のトラブルは、どこかで「お互い様」といった考え方ができないと解決しないと思うのですよ。

 

でも、彼らが言う真正性に「お互い様」は含まれていないとなると、どうしようもないと思います。

 

また、何となくですが、韓国の人たちにしてみれば、「加害者の日本が被害者の韓国に謝罪し続けること」が真正性なのではないかと思いますね。

 

例えば、ネット上には、韓国の人たちの話しとして、「韓国人が日本人を嫌うのは理解できるが、逆に、日本人が韓国人を嫌うのは理解できない」といった話しが出ているのですが、この話しなども、そう考えると理解しやすい…。

 

 

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