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2019/05/06

住宅ローンは80歳まで組めるらしいのだけど…

引っ越し先を探している中で、不動産に係わる話しを見聞きするようになったのですが、最近は(最近でもないのかな?)、80歳まで住宅ローンが組めるらしいですね。

 

まあ、今の日本は「人生100年時代」と言われるくらいの超がつくほどの高齢化社会ですから、住宅ローンが80歳まで組めるとしても、さほどおかしな話しではないということなのかもしれませんが…。

 

でも、「住宅ローンを組める」ということと、実際に「住宅ローンを支払い続けることができる」という話しは、まったく別な話しですよね。

 

もちろん、住宅を販売する不動産会社や、お金を貸し出す銀行などの金融機関は、「住宅ローンを80歳まで組んでも問題ありません」と言うわけですが、これは単なるセールストークだと思うのですよ。

 

家を売る商売の人や、お金を貸し出す商売の人が、自分たちの商売のために「もっとも理想的な話し」をしているわけで、すべての人が、その理想通りの結果になるとは限らない…

 

というよりも、恐らく、住宅ローンによって老後貧乏になる人や、老後破産を迎える人もいると思いますよ。それが、どのくらいの比率なのかまではわからないですけどね。

 

そもそも、サラリーマンであれば60歳(最近は65歳?)で定年退職ですので…。

 

サラリーマンでいる間は、毎月一定した収入が得られますが、そのあとは、年金生活か、年金とアルバイト収入による生活になります。(それに加えて貯蓄の取り崩し)

 

いくら今が人手不足といっても、定年後のアルバイト探しは大変だと思いますよ。運よく仕事が見つかったとしても、体力的にも苦労が多いと思いますし、いつ仕事を失うかもわからないです。

 

現役時代は高給取りで年金もそこそこありますとか、公的年金に加えて企業年金もあります…といったことでもない限り、定年後も住宅ローンを支払い続けるというのは無理ですよね。

 

それに、今のまま社会保障関係の支出が増え続けるとしたら、公的年金もどうなるかわかりませんし…。まあ、ゼロになることはないにしても、減額される可能性はあるでしょう。

 

 

あと、不動産関係の話しでもう一つ気になるのが、「家賃なみのお支払いで」という売り文句ですね。(住宅ローンの支払いは)「月々6万円台から」とか、本当なの?と思えるような宣伝を見かけることがあります。

 

でも、この話しも、家を売るのが商売の人のセールストークでしょう。

 

まず、「家賃なみのお支払いで」の「家賃」には、大家さんが支払う固定資産税などが含まれた状態ですが、個人で家を持てば、住宅ローンの支払いのほかに、固定資産税(都市計画税も)の支払いが必要になります。

 

また、購入する家がマンションの場合、管理費と修繕費(修繕積立金)の支払いも必要ですからね。「家賃なみのお支払い」の金額と、現在「支払っている家賃」の金額を比較しても無意味です。

 

最低限、今後支払うことになる「住宅ローン+管理費+修繕費+固都税」の金額と、現在支払っている「家賃」を比較しないと…。(一戸建ての場合は「住宅ローン+修繕費+固都税」ですね)

 

あと、火災保険や地震保険のことも考えておかないといけないかな…。

 

そして、さらに注意が必要なのは、修繕費が最初のうちは安く設定されていることです。建物が古くなればなるほど修繕が必要になる…という理屈だと思いますが、先々どのくらいの修繕費が必要になるのかは考えておかないと…

 

また、そう考えると、「持ち家」というのはリスクが大きいですよね。まあ、「賃貸」は賃貸でリスクがありますので、一概に比較はできないですけど、少なくとも、不動産屋さんの甘い言葉には気をつけたほうが良いと思います…

 

といった感じの引っ越し先探しなのですが、「住まい探し」というのも結構面倒ですよね。特に、長く住むことになるであろう「持ち家」を探すのは…。

 

「どうせ寝るだけだから」といった気楽な感じで物件探しができた若い頃が懐かしいです。実際に「寝るだけ」だったので、住んでいて特に問題も無かったですし。

 

しいて言えば、寝るだけのところに随分と家賃を支払っていたなあ…ということくらいかな…。

 

また、そう考えると、「家賃を払い続けるくらいなら持ち家を買いたい」という人の気持ちも、何となくですがわかりますよね。

 

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