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2019/04/28

平成の終わりに平成という時代を振り返ってみる…

あと少しで平成の時代も終わりですね。平成のうちに平成を回顧することに意味があるのだろうか…という気がしなくもないですが、改めてこの30年間を振り返ってみると、いろいろな出来事があったなあ…と思います。

 

例えば、平成の時代が幕を開けた1989年には、11月にドイツでベルリンの壁が崩壊し、12月にはマルタ会談で米ソ首脳が冷戦終結を宣言するなど、それまでの世界が変わるような出来事がありましたよね。

 

一方、その頃の日本は…というと、ちょうど不動産バブルがピークを迎えた頃で、日経平均株価が史上最高値の38,957円を記録するなど、好景気に浮かれていました。

 

でも、それから2年経った1991年にはバブルが崩壊し、1973年末から続いていた安定成長期が終わるとともに、失われた20年と呼ばれる低成長期に突入することになりましたけどね。

 

まあ、平成の時代の幕開けとともに世界も変わり、日本も変わった…といった感じかな…。よく、「激動の昭和」といった表現がされますが、平成は平成で激動の時代だった…と言えなくもないような…。

 

そして、そうした変化の中には、いわゆる「グローバリズム」の始まりという変化もあったと思いますね。平成の時代が始まるとともに、ヒト・モノ・カネが国境を越え、世界市場で活動する時代が始まったような気がします。

 

また、これ以外では、1991年に湾岸戦争。1995年には阪神淡路大震災。同じく1995年に地下鉄サリン事件が起こっていますが、平成の初期は、こんな感じで、戦争・天災・犯罪の時代でもあったわけですね。

 

■ 平成初期の出来事 (元年~10年・1989年~1998年)

平成元年 1月 平成に改元

     4月 消費税導入(3%)

    11月 ベルリンの壁が崩壊

    12月 マルタ会談で東西冷戦が終結

平成 2年 2月 株価の暴落が始まる

    10月 東西ドイツ統一

平成 3年 1月 湾岸戦争ぼっ発

    12月 ソ連が崩壊

平成 5年 1月 阪神淡路大地震

     3月 地下鉄サリン事件

平成 9年 4月 消費税が5%に

平成10年 2月 長野オリンピック開催

 

 

さて、平成の時代の幕開けはこんな感じでしたが、それから10年ほど経過して、平成の時代が中期に差し掛かった頃には、アメリカ同時多発テロ事件(2011年9月)という大きな出来事がありました。

 

このときには、イスラム過激派のテロ組織「アルカイダ」による一連のテロ攻撃により、死者は2,996人、負傷者は6,000人以上、インフラなどの破壊による損害額は100億ドル以上という大きな被害が発生しています。

 

また、この事件を契機に、アメリカはテロとのグローバル戦争(Global War on Terrorism)の標語を掲げ、アルカイダやアルカイダに支援を行った国への報復として、アフガニスタン紛争やイラク戦争を実行しましたよね。

 

そして、平成中期が終わる頃の2008年9月には、アメリカの証券会社「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻し、それにより各国の株価が大暴落するという世界規模の金融危機が起こっています。いわゆるリーマン・ショックですね。

 

このときは日経平均株価も大暴落を起こし、9月12日に12,214円だった株価が、10月28日には一時6,000円台(6,994.90円)まで下落しています。失われた20年に苦しむ日本経済にとっては大打撃だったと思います。

 

■ 平成中期の出来事 (11年~20年・1999年~2008年)

平成11年 9月 東海村臨界事故

平成12年 6月 三宅島噴火

平成13年 9月 アメリカ同時多発テロ

平成17年 3月 愛知万博開催

     4月 福知山線脱線事故

平成20年 9月 リーマン・ショック

 

そして時は流れ、時代は平成後期を迎えるわけですが、その最初の出来事は、民主党政権の誕生でしたよね。巷で宇宙人と言われていた人が総理大臣になり、新聞やテレビなどのメディアも大騒ぎしていました。

 

ただ、その民主党政権も、今では「悪夢の民主党政権」などと言われているようですが…。

 

まあ、実際に悪夢だったかどうかはともかく、少なくとも経済が良くなかったのは事実だと思いますし、政治もさして良くはなかったかな…という印象ですね。

 

そして、そんな民主党政権の誕生から1年半が経過した2011年3月には東日本大震災が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が出ました。

 

よく、日本は地震大国と言われますが、阪神淡路大地震に東日本大震災、そして熊本地震に北海道胆振東部地震と、平成の時代も多くの地震が発生していますよね。

 

あと、大きなところとしては、日韓合意や米朝首脳会談でしょうか。いづれの話しも朝鮮半島絡みの話しですが、長く続いた日本と朝鮮半島との関係については、そろそろ結論が出るするような気がします…

 

■ 平成後期の出来事 (21年~30年・2009年~2018年)

平成21年 9月 民主党政権誕生

平成23年 3月 東日本大震災

平成24年 5月 東京スカイツリー開業

    12月 自民党政権に戻る

平成26年 4月 消費税が8%に

平成27年12月 日韓合意

平成28年 4月 熊本地震

平成30年 6月 米朝首脳会談

     9月 北海道胆振東部地震

 

 

といった平成の時代ですが、全体を通して見て場合、やはり「失われた20年」という言葉の通り、日本にとっては「長期低迷が続いて深刻なデフレに陥った時代」だったと言えそうですね。

 

現在は、そのデフレから脱却するために打ち出された安倍政権の経済政策「アベノミクス」によって、多少持ち直した感じもありますが、この先はどうなることやら…。

 

また、世界的にみると、平成の時代は「グローバリズムの時代」だったと言えるかもしれませんね。ただ、そのグローバリズムも、今では無視できないくらいの歪みを抱えるようになってしまいましたけど…。

 

2016年11月のトランプ大統領の誕生や、2017年6月のブレグジット(イギリスのEU離脱)などは、その良い例かな…と思います。

 

グローバル化が進んだことで生産拠点が海外に移り、その一方、国内では失業者があふれかえるようになってしまった…。グローバル化が進んだことで海外から多くの人が流入し、国内では多くの人が仕事を失った…。

 

まあ、こんな状態では続くはずがないですよね。アメリカファーストでしたか、トランプ大統領が米国第一主義を掲げて多くの支持を得たのも良くわかります。

 

また、EU各国でも似たような感じではないかな…。欧州を一つにしようとしてEUが誕生し、EU圏内の他国間の移動も自由、貿易も関税なしで自由、通貨も統一…と、ここまでは良かったと思います。

 

でも、1991年にソ連が解体すると、東欧諸国から多くの人が職を求めて欧州の国々へ流入し、いわゆるイスラム国(IS)問題でシリアなどからも大量の難民が押し寄せ、その結果、国内の人が仕事を奪われてしまいましたからね。

 

日本も今、人手不足ということで海外から多くの人を受け入れようとしていますが、大丈夫なのかなあ…。日本は島国ということもあって、移民問題や難民問題に疎いですし…。

 

あと、平成の時代の大きな出来事としては、インターネットの普及といったIT(情報技術)の発達で、人々の暮らしが大きく変化した…といったこともありますね。(アナログ時代からデジタル時代に変わったと言うべき?)

 

特に2000年以降は、メールやインターネットの普及がライフスタイルを大きく変化させ、それによってビジネスのスタイルも大きく変化したと思います。ただ、その一方で、思いもよらなかった問題が起こるようにもなりましたけど…

 

などといったことをいろいろと考えていると、過去を振り返るのも、そんなに悪い話しではないような気がしてきますね。令和の時代は、どんな社会になるのかを見通す意味でも、平成の時代を振り返っておくことも必要かな…とか。

 

よく、過ぎた事を気にしても仕方がないとか、過去を振り返ってはいけないなどと言いますが、仕事にしても人生にしても、振り返りは必要なのでしょうね。

 

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