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2018/12/07

いつまで続く?流行ってもいない言葉が受賞する新語・流行語大賞

 

2018年の「新語・流行語大賞」が発表されたらしい…と聞いたので、自由国民社のサイトを見てみたのですが、相変わらず「なにそれ?」「聞いたことないよね?」と思うような言葉が選ばれているようですね。

 

実際に流行した。あるいは、流行しないまでも話題になった…といった言葉が選ばれるのならまだしも、話題にもならなかったような言葉が選ばれるというのはどういうことなのだろう…

 

と思ってサイトを見ていたところ、受賞語の下のほうに、小さい文字で選考方法が書かれているのを見つけました。(もっと大きな文字にすればよいのに…)

 

それによると、「自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出」し、選出されたノミネート語の中から、「選考委員会がトップテンと年間大賞語を選出」しているようですね。

 

この説明を見て、「こういうやり方では選考結果に偏りが出るのも仕方がないかな」と思いましたよ。恐らく、ノミネート語が選出された時点で、すでに偏っているのではないでしょうか。

 

確か以前は、「現代用語の基礎知識」の読者アンケートでノミネート語が50語選ばれ、その中から選考委員会(7名)によって年間大賞を含む10語が選定されていたはずなのですけどね。

 

いつの間にか、今の選考方法に変わってしまったようです。

 

これは恐らく、「現代用語の基礎知識」自体が売れなくなり、その結果、読者アンケートの回収が難しくなったからではないかと思いますが、「新語・流行語大賞」という賞の性質からいえば、何らかの形でアンケートは続けるべきだったと思いますね。

 

やはり、世の中の流行を知るためには、世の中の人から話しを聞くしかないと思いますし、そうした手間を省けば、世の中を流行を知ることはできないですよ。

 

その意味で、今の選考方法が適当であるとは思えないですね。

 

また、今後も「新語・流行語大賞」を続けていくのであれば、選考方法を変えたほうが良いと思いますし、それが変えられないのであれば、「新語・流行語大賞」を止めてしまったほうが良いと思います。

 

 

さて、そんな「新語・流行語大賞」ですが、政治枠または政権批判枠とでも言いましょうか、いわゆるリベラルの方たちが喜びそうな言葉が、毎年のように受賞していますよね。

 

例えば、2017年であれば「忖度」や「魔の2回生」。2016年であれば「保育園落ちた日本死ね」が受賞していますし、2015年には、「アベ政治を許さない」という、かなりストレートな表現の言葉が受賞しています。

 

もちろん、日本は自由の国ですから、どのような言葉を「新語・流行語大賞」として選出するかは選考者の勝手ですが、流行ってもいない言葉を、政権批判のために流行っているかのように見せかけるのはどうかと思いますね。

 

今年は、「ご飯論法」や「#Me Too」が政治枠(政権批判枠)での選出ではないかと思いますが、「#Me Too」はともかく、「ご飯論法」のほうは、一部のメディアが取り上げていただけですし…。

 

「『ご飯論法』なんていう言葉は知らない」という人も多いような気がしますけどね。

 

ちなみに、「ご飯論法」とは、「ご飯を食べましたか」という質問に、「パンは食べたがご飯は食べていない」ので「食べていない」と答えるような「論点ずらし」のことで、国会での政府答弁を批判するために使われた言葉です。

 

ただ、論点ずらし自体は、ディベートなどでは一般的なものだと思いますし、その意味で、難癖に近い野党の質問をかわす際にもふつうに使われているものだろうと思います。

 

それを「ご飯論法」といって批判するのは自由ですが、その行為自体が野党の追及能力の低さを示していると思いますし、そう考えると、「ご飯論法」という言葉も、単なる印象操作のための言葉にしか見えないですよね。

 

そういう言葉を、わざわざ「新語・流行語大賞」に選ぶのはどうかと思います。

 

また、「#Me Too」という言葉を聞くと、財務官僚のセクハラ疑惑が話題になったときに、一部の国会議員たちが黒い服を着て抗議をしていたシーンを思い出しますが、この行動も微妙でしたよね。

 

20181206
※ 写真は産経新聞から引用

 

そもそも「#Me Too」(#Me Too運動)とは、「Me Too(私も)」という言葉の通り、自分もセクハラ被害者であると明かして「セクハラ加害者を告発する」という運動です。

 

黒い服を着て「セクハラを許さない」と主張するのは、「#Me Too」ではなく「Time's Up」(Time's Up運動)ですよね。

 

ゴールデングローブ賞の授賞式に、多くの女優さんや俳優さんたちが黒い服を着て出席したことがありましたが、あれが「Time's Up」運動で、「#Me Too」運動とは違うものです。

 

当時、黒い服を着て騒いでいた一部の国会議員の人たちは、こうした運動についての理解がないまま、「#Me Too」を政治利用していただけだと思います。

 

「ご飯論法」と同様に、「#Me Too」を「新語・流行語大賞」に選出したのは良くなかったと思いますね。

 

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