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2018/11/04

朝日新聞は日本屈指の進歩指向メディアだったらしい

 

韓国の中央日報(日本語版)に、先日の「元徴用工裁判」に関する日本のメディアの報道や、外務大臣、政府関係者などの発言を紹介する記事が出ていますね。

 

中央日報はその中で、

朝日新聞「法の上に『国民情緒法』がある」

東京新聞「積弊清算」

といったように、以前から韓国寄りの報道をしてきた朝日新聞や東京新聞の一部を引用していますが、それに続き、

 

「日本屈指の進歩指向メディア、朝日と東京新聞の一面トップに掲載された徴用裁判関連解説記事の一部だ。これまで韓国に対して相対的に友好的な論調だったメディアだが、批判隊列に合流した」

 

といったことを書いています。(自分たちの味方だと思っていたメディアから批判されたことに動揺した?)

 

ちなみに、東京新聞が使った「積弊清算」という言葉は、過去の政権時代に積もった弊害(不正)や不公正な社会構造を清算するという意味で、文大統領が大統領選挙で掲げたキャッチフレーズですね。

 

東京新聞がこの言葉で韓国を批判するとは驚きですが…。

 

でも、朝日新聞も東京新聞も韓国を批判する記事は出しましたが、「批判隊列に合流した」かどうかはわからないです。朝日新聞などは、「徴用工裁判 蓄積を無にせぬ対応を」といった社説を出しているくらいですからね。

 

その朝日新聞の社説によれば、「日本政府は国際司法裁判所への提訴を含む対抗策も辞さない構えだ。そんなことになれば政府間の関係悪化にとどまらず、今日まで築き上げてきた隣国関係が台無しになりかねない」とのことです。

 

まあ、何をいまさら…といった感じですね。日韓関係については、今までも何度も台無しになっていますので、今になってそんなことを気にしても仕方がないと思いますよ。

 

この社説を見ただけでも、朝日新聞に韓国を批判する気持ちのないことがわかります。そもそも、朝日新聞のような「日本屈指の進歩指向メディア」が批判隊列に合流していなかったから、今の状況が作られてしまったわけですし…。

 

 

一方、日本の外務大臣や政府についても、

外務大臣「日韓間の法的基盤が根本から損なわれた」

日本政府「個人請求権はすでに解決済み」

と、それぞれの言葉を引用していますが、いつものような「また安倍が妄言」といったような批判はないですね。中央日報らしくないな…というか、韓国のメディアらしくない…。

 

また、中央日報は社説でも元徴用工裁判に触れていますが、それによれば、今は「危機の韓日関係、未来に向かって知恵を絞る時」だそうです。

 

その認識はどうかと思いますが、「過去の問題に対して自国の政府を批判してきた朝日新聞も『関係の前提が崩れた』として『韓国は政治も世論に迎合しやすい構造』と指摘した」と、この社説でも朝日新聞について触れていました。

 

これは、朝日新聞の韓国に対する批判記事が、韓国メディアの論調に影響を与えているということだと思いますが、それからすると、今までの朝日新聞の日本に対する批判記事も、韓国のメディアの論調に影響を与えてきたのでしょうね。

 

当の朝日新聞は、「負の歴史に由来する試練をどう乗り切り、未来志向の流れをつくりだすか。政治の力量が問われている」と、いつもの通り「他人顔」で通そうとしていますが、もう少し当事者意識を持ってほしいと思います。

 

また、朝日新聞は社説の中で、「政府が協定をめぐる見解を維持するのは当然」とも書いていますが、そう思うのであれば、慰安婦問題の日韓合意についても、そう主張するべきだったのではないでしょうか。

 

こういうところを見ると、やはり朝日新聞のようなメディアが無くなってくれたほうが、日本のためになるような気がしますね。

 

■ 追記

 

韓国の朝鮮日報(日本語版)も、今回の元徴用工裁判に触れていますね。以下に記事の一部を引用します。

 

「韓国は日本と戦ったことがない」「その結果、請求権協定には『賠償』という文言が盛り込まれなかった」

 

「ところが、当時の張基栄経済企画院長官は国会で『この資金に賠償的な性格がある』と語った」

 

「『補償金を国の資格で請求するので、個人については国内で処理したい』という当時の韓国代表団の発言も残っている」

 

「盧武鉉政権もまた、徴用被害者の補償は請求権協定に含まれると結論付けた」

 

「そしてこれにより、盧武鉉政権は韓国国民の税金で徴用被害者およそ7万人に6,200億ウォン(現在のレートで約614億円)に達する慰労金を支払った」

 

まあ、事実関係はこの通りだと思いますが、とにかく日本が悪い、日本は謝罪しろ、日本は賠償しろ…という国の中で、こんな「まとも」なことを言ってしまって大丈夫なのですかね。

 

■ 追記2

 

NIKKEI ASIAN REVIEW に「Japan still struggles to escape its wartime past」というオピニオン記事が出ていました。

 

この記事を書いたウィリアム・ペセックという人は、以前から日本を貶めるような記事を書いている人ですが、記者というよりは活動家といった感じの人です。

 

この人を一言で表現するとしたら、「歩く朝日新聞」かな…。

 

でも、徴用工の話しは「wartime past」から続いている問題ではないですね。90年代に朝日新聞が慰安婦問題で騒いだあとから出てきた話しですよ。長年の懸案みたいな表現はやめてほしい。

 

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