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2018/11/30

外国人労働者の受け入れ問題 在留管理と健康保険は大丈夫?

 

27日夜の衆院本会議で可決された外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法改正案(出入国管理・難民認定法改正案)ですが、参議院での議論も与党のペースで進んでいるようですね。

 

巷では、早ければ来月10日にも成立するのではないか…とも言われているようです。

 

ただ、読売新聞の記事によれば、「(衆議院では与党の)強引な運営が目立った」「審議時間も重要法案としては異例の短さだった」とのことで、こうしたことに対する野党の反発から、参議院での審議が順調に進むかどうかは不透明ということです。

 

まあ、実際にどうなるかは来週の国会審議を見てみればわかるとは思いますが、今回の改正案のように、子や孫の世代に影響するような重要な法案を、わずかな審議時間で可決・成立させるというのはいかがなものかと思います。

 

本当に大丈夫なのでしょうか?

 

安倍首相は今回の入管難民法改正案について、「移民政策ではない」と断言していますが、「条件を満たせば日本で住み続けられるようになる」という話しですからね。

 

「移民政策ではない」とは言うものの、実質的には「移民政策」ではないかと思います。日本も今後は、ヨーロッパで混乱を引き起こした移民問題に悩まされることになりそう…。

 

しかも今回の話しは、日本人が見向きもしない低賃金で辛い単純労働的を、人件費の安い外国の人たちに負担してもらおう…といった話しですからね。そういう都合の良い話しがうまくいくとも思えないのですよ。

 

実際、日経新聞の記事などを見ると、今そうした仕事を負担していると言われている外国人技能実習生の失踪が後を絶たないという話しですからね。

 

受け入れ先になっている企業との間でトラブルになり、姿を消すケースが目立つということで、2017年だけでも7,000人を超える外国人技能実習生が失踪しているそうです。

 

これは、弱い立場の外国人技能実習生を、いいように使ってきた結果ではないかと思います。昔でいう3K仕事(きつい仕事、汚い仕事、危険な仕事)をやらせておけばよいくらいの企業もあるのではないでしょうか。

 

まあ、そうせざるを得ないような事情もあるのかもしれませんが、今の時点でもこの状態なのですから、そこにさらに外国人労働者を受け入れたら、どうなるかくらいはわかりそうなものですけどね。

 

 

また、今回の件に関する野党やマスコミの動きも不可解ですよね。特定秘密保護法や安保法制のときには、まるでこの世の終わりがくるかのように大騒ぎして反対していたのに、それに比べると、今回は大した反対もしていないように見えます。

 

野党の反対は単なるパフォーマンスで、「本当は賛成なの?」と思ってしまいますよ。別に国会でプラカードを掲げて大騒ぎしてほしいと思っているわけではありませんが、反対するならするで、もう少し真剣に反対してほしいですね。

 

あるいは、逆に積極的に提案して、今回の入管難民法改正案をより良い法案にするとか…。特に、外国人労働者の在留管理であるとか健康保険の話しなどは、しっかり対応しておいたほうがよいと思いますし…。

 

外国人技能実習生の失踪問題も、広い意味で在留管理でしょうし、健康保険に至っては、本当にひどい状態ですからね。

 

例えば、外国人の国保加入者は全体の3%弱だそうですが、海外療養費の30%弱は外国人が使用していると言われているのですよね(金額に換算すると35%前後)。

 

もともとは日本国民のための国保だったはずなのに、「これで良いの?」と思いますし、この状態で社保に加入していた外国人労働者が国保に移行する可能性を考えたら、早急な対応が必要だと思います。

 

年金が心配とか健康保険が危ないと言っておきながら、こういう話しが置き去りになっているのはおかしいですよ…

 

と、こんな感じの入管難民法改正案ですが、実際、この制度についてどのくらいの人が賛成しているのかと思って調べてみたところ、日経新聞の記事に世論調査の結果が出ていました。

 

それによると、「人手不足が深刻な分野に限って外国人労働者を5年間で最大34万5千人受け入れる政府の方針」への賛否は、

・賛成 … 41%

・反対 … 47%

ということです。

 

反対が賛成を上回ってはいるものの、賛成の人も多いのですね。また、若い人ほど賛成が多いようです。

 

まあ、若い人たちが賛成なら仕方がないかな…とも思いますが、本当に良いのですかね。先々、後悔するようなことがなければよいのですが…。

 

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