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2018/10/26

暗殺されたジャーナリスト・解放されたジャーナリスト

 

たまに行く居酒屋のメニューに「おでん」が追加されたことで秋を感じる今日この頃ですが、今の時期は、朝晩は少し肌寒いものの、日差しのある日中は過ごしやすいですよね。散歩するにはちょうど良い季節だと思います。

 

さて、今週もいろいろなニュースがありましたが、その中で2つ気になったことがありました。

 

一つは、トルコにあるサウジアラビア大使館で起こったジャーナリスト(というよりは活動家?)のカショギ氏暗殺事件ですね。

 

平和な日本にとっては縁遠い話しですが、世界に目を向ければ、「邪魔者は消す」ということは決して珍しい話しではなく、それからすると今回の暗殺事件も特に驚くような話しではないのですが、一方で気になる点もあります。

 

一般に暗殺事件というのは、大抵の場合、「疑わしいと思われても確証は得られない」もので、特にそれが政治的な背景のある暗殺事件であれば、誰がやったのかすら「わからないようにする」のが常識だと思うのですよ。

 

でも、今回の事件を見ると、表現は良くないかもしれませんが非常に「雑」で、(本当かどうかはわかりませんが)録音という証拠まで残っているという話しですからね。こうしたことは非常に珍しいのではないでしょうか。

 

また、この暗殺事件にサウジアラビアの皇太子が関係しているのではないかといった話しもありますが、逆に、皇太子が関係していると見せかけた事件ではないかという気がしなくもないです。

 

これはサウジアラビアに限った話しではないと思いますが、独裁的なリーダーであればあるほど敵も多いですからね。反皇太子派みたいな人たちがいて、その人たちの陰謀ということも無きにしも非ずかな…。

 

これをきっかけにしてサウジアラビアの内政が乱れれば、反皇太子派にとっては都合が良いでしょうからね。また、そういった人たちは、「いっそのことアメリカとの関係にも亀裂が入ってほしい」くらいに思っているかもしれません。

 

そして、そうなってくると日本にも影響が出てくる可能性がありますよね。まあ、日本にとっては、それ以前に「原油価格の上昇」という直接的な影響が出るかもしれませんが…。

 

 

そしてもう一つ気になったのが、2015年から武装勢力によって拘束されていたフリージャーナリストの安田さんが3年ぶりに解放されたというニュースです。

 

長く拘束されていた人が解放されたことは喜ぶべきことだと思いますが、なぜ武装勢力は安田さんを3年間も拘束していたのだろう…と思うと、ちょっと考えてしまいますよね。

 

これが金銭目的の誘拐だったとしたら、3年間も拘束するものでしょうか。また、金銭目的以外の誘拐だったとしたら、その目的な何だったのでしょう…。

 

そして、これまでの安田さんの言動についても気になります。

 

もちろん、日本は民主主義国家ですから、拘束されている人がどのような主義・主張を持った人であっても、それに関係なく、その人の生命を守るのが日本国の責務であることはわかってはいるのですが…。

 

でも、日ごろからこのような発言をし、自ら危険な地域に行って拘束された人まで助けるべきなのか…といった話しはあると思います。いわゆる「自己責任論」ですね。

 

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また、安田さんが拘束されたのは今回で5回目ですからね。拘束状態から救出しても、また同じような危険な場所に行かれて拘束されてしまうと、助けた甲斐がない…といった話しもあると思います。

 

今回の件については、安倍首相がカタールやトルコといった関係国に「感謝します」というメッセージを発信していましたが、当事者から何を言われても、するべき仕事をしている人は立派です。

 

まあ、過去には、安田さんと同じように誘拐されて救出されたのに、国が負担した帰国費用の支払いを拒否したあげくに、国に対して損害賠償を求めた人もいたくらいですからね。それに比べれば、今回の件は良いほうだとは思いますが…。

 

確かこの話しは、自衛隊のイラク派遣が原因で自分が拘束された(自分を拘束した武装勢力がそう言っていた)のだから、その責任は国にある…といった話しだったと思いますが、ずいぶんと身勝手な話しですよね。

 

ちなみに、安田さん本人が「自分は韓国人」と発言したとか、安田さんのパスポートの署名欄のうち、姓(安田)にモザイクをして名(純平)だけを放送したテレビ局があったという話しもあったようですが、このあたりの話しはどうなったのでしょうね。突然出てきた話しなので少し気になっています。

 

■ 追記

 

NHKが解放直後の安田さんにインタビューをしたようですね。それによると、「あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人がおそらくいるんじゃないか」「それだけは避けたかった」などと語ったそうです。

 

まあ、こういう人なのでしょう。結果、この人を持ち上げているメディアも、そういうメディアということですね。

 

■ 追記2

 

本当の話しかどうかはわかりませんが、安田さんを拘束していたとされるヌスラ戦線(現在はHTSという名称)が「拘束に関わってない」という内容のコメントを発表したという話しもあるようです。

 

 

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