« 相次ぐ遅延に運休…台風21号の影響で関東地方でも交通に乱れ | トップページ | 全域停電 … 考えにくいが悪条件が重なればゼロではない »

2018/09/06

電力の需給バランスが崩れると大規模な停電が発生する

 

西日本豪雨に台風21号と自然災害が続いていますが、今朝は北海道で大きな地震(震度6強)がありましたね。被害に遭われた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

 

今回の地震の震源地は、胆振地方中東部(いぶりちほう)というところだそうですが、日本気象協会のサイトで確認したところ、昨年の7月にも震度5弱の地震が発生しているのですね。

 

また、年ごとの地震の発生回数などは以下の通りですが、昨年はそれまでと比べて地震の発生回数が増えていますね。予兆という言葉は適当でないかもしれませんが、少し気になりました。

 

■ 胆振地方中東部の地震発生件数など

 2010年  2回 震度1~3

 2011年  3回 震度1~2

 2012年  3回 震度1

 2013年  3回 震度2

 2014年  7回 震度1~4

 2015年  2回 震度1~2

 2016年  2回 震度1

 2017年 14回 震度1~5弱

 

さて、今回の地震では、発生直後から北海道全域で停電になったということですが、今の社会は電気で動いているようなものですからね。電気が止まった状態では、何をするにも大変だろうと思います。

 

また、今回の停電は、震源の近くにある苫東厚真発電所が地震の影響で停止したことがきっかけで発生したようですが、たった一つの発電所が止まっただけでも、これほどの大きな被害が出てしまうのですね。

 

電気のことはあまり詳しくありませんが、苫東厚真発電所が地震の影響で停止したことで北海道内の電力の需給バランスが崩れてしまい、それによって他の発電所も連鎖的に停止してしまったという話しです。

 

 

そして、いったんこういった状態になってしまうと、復旧するのも大変なのだそうですね。まず発電所を動かすための電力を確保し、次に電力の需給バランスを見ながら発電所を稼働させる必要があるということです。

 

また、東京でも東日本大震災のときには、「電力の需給バランス」という言葉が出ていましたが、一歩間違えば、今回の北海道と同じような状況になっていたのかもしれませんね。

 

でも、実際には、東京に電力を供給している福島第一原子力発電所・第二原子力発電所をはじめとした東北地方の発電所が停止しても、今回のような停電は発生しませんでした。(計画停電はありましたけど)

 

恐らく、そういった万が一の場合でも停電することがないように、余裕をもって発電していたのでしょうね。少なくとも、「原子力発電所を使わなくても電力は足りている」といった状況ではなかったのだろうと思います。

 

現在、北海道の泊原子力発電所を含む各地の原発が停止中ですが、もし仮に、泊原発が稼働していれば今回の停電は発生しなかったというのであれば、そういったことも含めて原発の再稼働を検討したほうが良いのではないでしょうか。

 

東日本大震災での福島第一原発の事故以降、各地の電発では安全対策を強化したわけですが、それでも再稼働できないというのもおかしな話しですし…。

 

また、「原発は命に関わる問題」という話しもありますが、今年のような酷暑の中で大規模な停電が起これば、それはそれで「命に関わる問題」ですので、リスクがゼロにならない以上は、リスクに向き合って合理的な選択をするべきだと思いますね。

 

 

« 相次ぐ遅延に運休…台風21号の影響で関東地方でも交通に乱れ | トップページ | 全域停電 … 考えにくいが悪条件が重なればゼロではない »

「日記」カテゴリの記事