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2018/08/25

還暦を迎えたロングセラー商品 … 日清食品の「チキンラーメン」

 

世界初の即席麺(インスタントラーメン)として有名な日清食品の「チキンラーメン」ですが、今日で発売60年になるそうです。人間で言えば還暦ですね。

 

また、2004年には累計50億食も売れている…と言われていましたけど、今はどのくらいになっているのかな。チキンラーメンの発売は1958年(昭和33年8月25日)なので、単純に計算すると、

50億食÷(2004年-1958年)×(2018年-1958年)≒65.2億食

ですけど、これに近い数字になっている?

 

さて、そんなチキンラーメンですが、発明者は、日清食品の創業者の安藤百福さんである…という話しも有名ですよね。

 

安藤百福さんは、戦後の闇市のラーメン屋台に並ぶ行列を見て、「もっと手軽にラーメンが食べられたら」と感じ、チキンラーメンの開発を始めたそうです。

 

そして、それを開発するにあたって、

・おいしいこと

・簡単に調理できること

・長い間保存できること

・手頃な価格であること

・衛生的で安全であること

の5つの目標を立てたそうで、これを達成できたことが、チキンラーメンがロングセラーになった要因と言われているのですよね。

 

また、開発は、大阪の自宅敷地内に建てた小屋の中で行ったそうで、安藤百福さんは一年もの間、早朝から深夜までその小屋に籠ってインスタントラーメン作りに取り組んだと言われています。

 

そして、その過程は、失敗を繰り返しながら少しずつ前進するという地道なものだったようで、安藤百福さんも生前、「チキンラーメンの開発成功の決定的な場面は思い浮かばない」と語っていたらしいですね。

 

でも、そうした苦労の甲斐あって、多くの人に愛されてきたチキンラーメンというロングセラー商品が生まれたわけです…

 

 

といったチキンラーメンですが、特徴的なところと言いますか、他のインスタントラーメンと違うところは、袋入りの即席麺なのに、鍋で煮る必要がないところですよね。容器に入れてお湯を注ぐだけで完成します。

 

また、麵自体に味がついているというのも、他の即席麺にはないところかな…。その味がお湯に溶けてスープの役割を果たすので、粉末スープといった別添がありません。そのため、生のまま麺を食べることもできるということですよ。

 

(自分は経験がありませんけど、生のまま食べても美味しいのかな?)

 

あと、チキンラーメンの「チキン」ですが、これは鶏を意味する英語の「chicken」のはずなのに、商品のパッケージにローマ字で商品名が入っていたときの表記は、ずっと「Chikin」だったのですよね。

 

それと、チキンラーメンの新しい楽しみ方を提案するという「365日チキンラーメンの本」も出ているらしいですね。「身近な食材+チキンラーメン」みたいな感じで、いろいろな食べ方が紹介されているそうです…

 

と、チキンラーメンと聞いて思い浮かぶところは、こんな感じかな…。開発者の安藤百福さんはすでに亡くなっていますが、これからもチキンラーメンという商品は愛され続けるでしょうね。

 

ちなみに、安藤百福さんですが、アメリカでも有名な方だったそうで、あちらでは「ミスターヌードル」と呼ばれていたらしいです。亡くなった際には、ニューヨークタイムズに「ミスターヌードルに感謝」という記事まで掲載されたのだとか…。

 

また、生前は、政官学界や実業界などの様々な方々と親交が深かったそうで、社葬には、6,500名もの方が参列して別れを惜しんだと言われています。

 

チキンラーメンという商品だけでなく、安藤百福さんという人物そのものも愛されていたのかもしれませんね。

 

なお、横浜にあるカップヌードルミュージアムに行くと、安藤百福さんやチキンラーメンについて、もう少し詳しいことがわかります。確か、「百福の研究小屋」だったかな…。チキンラーメンの開発に使ったという小屋を再現した展示もありますよ。

 

 

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