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2018/07/30

殺人罪で起訴する方針…あおり運転のうえ前方のバイクに追突

 

今月2日に大阪で発生した乗用車とバイクによる交通死亡事故について、大阪地検は、乗用車を運転していた男(40歳)が前方を走るバイクに故意に車を追突させて事故を起こしたと判断し、この男を殺人罪で起訴することにしたようですね。

 

この男は、逮捕当初から「あえてぶつけたのではない」と容疑を否認しているそうですが、捜査関係者は、事故の目撃証言や、男が運転していた乗用車に搭載されていたドライブレコーダーの映像などから、故意による事故と判断したようです。

 

業務上過失致死罪ではなく殺人罪で起訴するということですから、検察としても、「殺意」があったか、あるいは、死んでも構わないという「未必の故意」があったかを立証できる自信があるということなのでしょう。

 

報道によれば、この男は、片側二車線の道路の左側車線を時速60キロ程度で走行していた際、男性(22歳)が運転するバイクに左側から抜かれたことに腹を立て、その直後から「あおり運転」を始めて事故を起こしたそうです。(左側からの追い越しは良くなかったと思います)

 

男は、バイクに抜かれた直後に急加速し、パッシングしたり、クラクションを鳴らしたりしながら約1キロにわたってバイクを追尾し、最終的に右側車線で、時速100キロ近いスピードを出して男性のバイクに追突したようですね。

 

また、ドライブレコーダーには、「これで終わりや」という男の声が記録されていたという報道もありました。この音声は、乗用車がバイクに追突した直後に記録されたものだそうです。

 

捜査関係者は、男が亡くなった男性に向けて発した声の可能性もあるとして捜査しているようですが、仮にその通りだとすれば、「あえてぶつけたのではない」という男の証言は嘘かもしれませんね。

 

 

さて、「あおり運転」と聞くと、昨年6月の東名高速での一家死傷事故(追い越し車線で車を停止させられ、ご夫婦が亡くなった事故)を思い出しますが、こうした危険な行為をする人は、意外と多いのかもしれませんね。

 

先月のはじめにも、全国の警察が高速道路で「あおり運転」の一斉取り締まりを実施していましたが、そのときにも、道路交通法の車間距離保持義務違反だけで1,088件も検挙されたそうですし…。

 

よく、「車は走る凶器」と言いますが、「あおり運転」というのは、その凶器を使って他人を煽る行為ですからね。そうした行為をしている人には、それがどれほど危険なことかを考えてほしいです。

 

ちなみに、警察では、

 

1.前方の車両に激しく接近し、もっと早く走るように挑発する。

2.危険防止を理由としない不必要なブレーキをかける。

3.後方から進行してくる車両が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならなくなるような進路変更を行う。

4.左側から追い越す。

5.他の車両の交通を妨げる目的でハイビームを継続する。

6.執拗にクラクションを鳴らす。

7.車体を極めて接近させる幅寄せ行為を行う。

 

といった行為を「あおり運転」とみているようで、これらについて、

 

1.→車間距離保持義務違反

2.→急ブレーキ禁止違反

3.→進路変更禁止違反

4.→追い越しの方法違反

5.→減光等義務違反

6.→警音器使用制限違反

7.→安全運転義務違反

 

といった違反で取り締ることで、「あおり運転」による事故を未然に防いでいるようです。

 

交通取り締りの目的は、「危険な事故や違反を未然に防ぐ」ことにありますので、今後も積極的に取り締まってほしいですね。

 

 

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