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2018/07/03

誰しも本当は「子どもを産め」なんて言いたくないと思う

 

先週、自民党の二階幹事長が東京都内で講演した際、「子どもを産まない方が幸せというのは勝手だ」「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで」といった趣旨の発言をして批判されたようですね。

 

野党からも、「特定の家族観、価値観を押しつけるのは間違い。(自民党は)古い価値観にとらわれている政党だ」といった批判が出ていますし、新聞なども、「子どもを持たない家庭を批判したとも受け取れる」と言って批判しています。

 

まあ、確かに批判されても仕方がない言い方だったとは思いますが、では、少子高齢化問題はどうやって解決すれば良いのでしょうか。自分は、子どもを増やす以外に方法はないと思いますけどね。(高齢者を減らそうと思う人はいないでしょう)

 

日本は豊かな国と言われていますが、その豊かさを支えてるのは、いわゆる「子育て世代」と呼ばれている若い世代の労働力だと思います。その世代が、子どもたちや高齢者たちの生活を支えているから豊かなわけです。

 

そして、今はその子育て世代が減っているところで高齢者が増え、以前に比べて子育て世代の負担が増えているわけですが、これが少子高齢化問題ですよね。

 

このまま子どもが増えなければ、今の子育て世代が高齢者になったときの子育て世代は、今よりもさらに負担が増すことになってしまいますし、その結果、日本は豊かな国とは言えなくなってしまう可能性もあります。

 

そして、子どもの数はすぐに増えるものではありません。

 

今の少子高齢化問題も、1970年代あたりから始まった出生率の低下が原因ですよね。そこから今のようになるまで50年かかっているわけですから、この問題を解決しようとしたら、同じように50年くらいかかるのではないでしょうか。

 

 

もしそうだとしたら、今は「待ったなし」の状態ですよね。少なくとも、「『子どもを産め』とは何事だ」などと言っている場合ではないと思いますよ。

 

誰も「子どもを産め」などとは言いたくないと思います。そんなことは「個人の自由」と言われたら終わりですからね。そんなことを言ってみても批判されるだけで、何のメリットもないですよ。

 

でも、周囲から不評を買うことであっても、誰かが言わなければいけないこともあるのではないでしょうか。自分は、「あえて言わせてもらう」くらいの人がいても良いと思いますし、そういう人を批判しようとは思いませんけどね。

 

ただ、今回の場合、強いて言えば「子どもを産みやすくするには」といったことにも触れたほうが良かったのではないでしょうか。発言をした人は与党の政治家だったわけですし…。

 

例えば、女性が結婚相手の男性に求める「年収」を調査すると、400~500万円という回答が最多なのだそうで、おそらく、この400万円という年収が結婚を決める「閾値」のようになっているのだろうと思います。

 

一方、男性の収入はどのくらいか…といえば、年収が400万円以上ある人は4人に1人(25%)しかいないそうで、そこから既婚男性を除くと、7人に1人(14%)になってしまうそうです。

 

そのため、未婚女性が年収400万円以上の未婚男性を求めた場合の競争率は3倍以上になるそうで、これに「自分と同世代の未婚男性」という条件を加えた場合は、競争率が4倍以上になるということです。

 

今の世の中は、子どもを産む以前に結婚すること自体が難しくなっているのかもしれません。このあたりのことも解決しないと、少子高齢化問題は解決しないのではないでしょうか。

 

また、人口の減少は何かしらの社会的な歪みをもたらすと思います。今ある社会を維持できないから外国人労働者を受け入れる…といったことなどが本当に良いことなのか、今のうちに議論しておくべきことはたくさんありそうですね。

 

 

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