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2018/06/16

「三人の石工」+「四人目の石工」の話しから学ぶ仕事の流儀

 

久しぶりに「三人の石工」の話しを聞きました。この話しは、いわゆる「自己啓発本」や、マネジメントの父といわれたピーター・ドラッカーの本などに出てくる話しですよね。聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

※ 石工(いしく、せっこう)とは、石を刻んで細工する職人のこと。

 

■ 「三人の石工」の話し

 

古代ギリシャの時代、一人の旅人が、旅の途中で石を切り出している現場を通りかかったところ、そこで三人の石工が働いていました。

 

石工の仕事に興味を持った旅人は、一人目の石工に質問しました。

「あなたは何をしているのですか?」

 

すると、その石工はつまらなそうな顔をして答えました。

「食べていくために働いているんだよ」

 

次に旅人は、二人目の石工に同じ質問をしました。

「あなたは何をしているのですか?」

 

すると、二人目の石工は汗をぬぐいながら答えました。

「石工の仕事をしているんだよ」

 

さらに旅人は、三人目の石工に同じ質問をしました。

「あなたは何をしているのですか?」

 

三人目の石工は、目を輝かせながら答えました。

「教会を建てているんだよ」

 

 

「三人の石工」の話しはこんな感じの話しですが、三者三様と言いますか、同じ質問をしても返ってくる答えが違うわけです。

 

その答えから、

 

・一人目の石工は、お金のために仕事をしている。

・二人目の石工は、職業意識を持って仕事をしている。

・三人目の石工は、目的を理解して仕事をしている。

 

といったことを考えてみましょう…というのが、「三人の石工」の話しですよね。そして、これらについて、

 

・お金のために仕事をしている → 作業

・職業意識を持って仕事をしている → 仕事

・目的を理解して仕事をしている → 志業

 

といったことを言う人もいます。

 

また、三人の石工の他に、

「みんなの心のよりどころを作っている」

と答えた四人目の石工がいる…という話しもあります。

 

この四人目の石工は、教会という「安らぎの場」「心のよりどころ」を建てていると言っている。要は、自分の仕事の「使命」を理解している…ということだと思います。

 

「プロフェッショナルは常にミッションを考える」ということでしょうか…

 

そして、そこから「何のために働くのか」という話しにつながります。その答えが「経済的な理由」だけでは仕事をする意味がない。仕事をすることで自分自身が成長できるのが、仕事の醍醐味なのですよ…といった感じですね。

 

ただ、その一方で、仕事に集中すればするほど、本来の仕事の目的や価値といったものを見失いがちになるのも事実ですし、目先の利益や効率性に関心が強まるのも、当然と言えば当然のことだろうと思います。

 

これらから学ぶとすれば、「利益というのは仕事の最後に現れる指標にすぎない」もので、「最終的な目的ではない」のだから、仕事も「利益ではなく目的や価値を目指しましょう」ということでしょうかね?

 

まあ、その通りだとは思いますが、なかなか難しいですけどね。お金が無いと食べてはいかれないので…。

 

でも、たまには自分の仕事について、あらためて考えてみるのも良いかもしれません。「自分はどんな価値を生み出しているのか?」とか…。金額の大小は別にしても、給料(お金)をもらっている以上はプロフェッショナルですからね。

 

あなたは「三人の石工」。あるいは「四人目の石工」のどのタイプですか?

 

 

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