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2018/05/01

「約束は破るためにある」という言葉を地で行くような印象しかない

 

南北首脳会談も終わり、共同宣言文(いわゆる「板門店宣言」)が出されましたが、これを機会に良い方向に進むか…といえば、必ずしもそうとは言えないと思います。

 

何しろ、南北ともに他国との合意を無視してきた実績がありますからね。両者とも、「約束は破るためにある」という言葉を地で行くような印象しかないです。そんな両者が合意して意味があるのでしょうか。

 

それに、共同宣言文(板門店宣言)も「平和が」「民族が」といった話しで、それほど中身のあるものではないと思います。「北がとっている措置が朝鮮半島の非核化に有効であると認識した」といった程度ではないかと…。

 

また、今回の会談も、北が「私たちは核保有国だが、世界の核軍縮のために協力してやるからアメリカ(日本も?)は誠意を見せろ。制裁なんかしていると蚊帳の外になるぞ」と言っているだけのような気がします。

 

ここ最近の北の動きは、対話と圧力のうちの「圧力」を強めた結果だとは思いますが、逆に言えば、「対話」では結果を出せなかったということだと思いますし、ここ最近の制裁を除く今までの制裁は、「圧力」にすらなっていなかったということではないでしょうか。

 

こうした状況から考えると、今のタイミングで将来の成果を期待して経済支援などをしても、結果にはつながらないでしょう。

 

日本にとって重要なのは、「拉致問題の解決」と「朝鮮半島の非核化」で、それが解決すれば残りの話しは関係のないことですので、相手のペースに乗せられないようにしてほしいですね。

 

 

ところで、北は核実験場を内外のマスコミに公開した上で来月中に閉鎖する方針とのことですが、これも「いつか見た風景」ですよね。今からちょうど10年前にも、黒鉛減速炉の冷却塔を爆破してみせたことがありましたが、結局、核開発を止めることはありませんでした。

 

当時は、テロ支援国家の指定解除といったいろいろな問題があったので、寧辺の核施設の破壊して、その映像を対外的に公開したというだけですね。これで10年間という期間を「稼げた」わけですが、おそらく今回もその「繰り返し」ですよ。

 

こんな茶番を慶事のごとく報道している日本のメディアもどうかしています。ふだんは自分の国のリーダーの人格を執拗に攻撃しているくせに、こういう時になると北のリーダーの人格は称賛する…まるで北の宣伝機関のようです。

 

それに、日頃から「アベ政治を許さない」と言っている人たちもひどいです。その人たちの意見を集約すると、おおむね以下のような感じですね。

 

・北のリーダーは頭脳明晰で先見性がある

・南のリーダーの勇気で展望が開かれた

・南北のリーダーの決断で米朝危機が回避された

・取り残された日本(蚊帳の外の日本)が哀れ

 

軍事を最優先にして自国民を苦しめ、国際社会を敵に回して周辺の地域を緊張させ、独裁で反対者を容赦なく粛清し、暗殺までしてきたリーダーを称賛するとは…。

 

「核を持っていれば独裁体制を維持できる」「核を捨てれば経済支援が得られる」。「拉致すれば人質にできる」「解放すれば身代金が得られる」。このように、どちらを選択しても儲かると思っているような人を認めたらダメですよね。

 

最後にどうでも良い話しです。北は南との間に30分あった時差を無くして、南側に時刻を合わせるそうですが、確か、南の時刻は日帝によるもので北の時刻が正しいとか言っていませんでしたっけ?

 

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