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2018/04/22

赤報隊事件と同様、赤衛軍事件も忘れてはいけないのでは?

 

毎年この時期になると、「朝日新聞阪神支局襲撃事件」のことが話題になりますよね。この事件は、いわゆる「赤報隊事件」と呼ばれたテロ事件の一つで、執務中だった朝日新聞の記者二人が、散弾銃によって殺傷されています。

 

すでに事件発生から30年以上経っていますが、今でも話題になるのは、言論機関に対する卑劣なテロ行為として、この事件の被害者である朝日新聞や、その他のメディアが取り上げ続けているからでしょう。

 

■ 朝日新聞阪神支局襲撃事件とは

 

昭和62年(1987年)5月3日の夜、兵庫県西宮市にある朝日新聞阪神支局に目出し帽の男が侵入し、散弾銃を発砲。当時執務中だった朝日新聞の小尻記者(当時29歳)を殺害し、犬飼記者(当時42歳)に重傷を負わせた事件です。

 

この事件は、いわゆる赤報隊事件と呼ばれた一連のテロ事件の一つですが、結局、犯人が逮捕されることなく全ての事件は公訴時効を迎え、未解決事件になってしまいました。

 

また、この事件の犯人が、幕末に結成された草莽隊(そうもうたい)の一つであった「赤報隊」を名乗り、朝日新聞の論調などを批判したことや、犯行声明に「反日」の文字があったことから、犯人像については「右翼説」が有力視されていました。

 

朝日新聞は、この襲撃事件を風化させずに語り継ぐため、阪神支局内に「朝日新聞襲撃事件資料室」を設置し、一連の赤報隊事件の年表や小尻記者の遺影、赤報隊の名で届いた犯行声明文などを展示しています。

 

     *

 

朝日新聞阪神支局襲撃事件をはじめとする一連の赤報隊事件は、言論機関に対するテロ事件ですので、その意味でも重く受け止められるべきだと思います。

 

また、朝日新聞がこの事件のことを、「戦後民主主義に対する挑戦」、あるいは「言論の自由への攻撃」であるとして、報じ続けている姿勢も理解できます。

 

ただ、犯人が逮捕されていない以上、本当に朝日新聞を反日とみなして襲撃した事件なのか、他の目的があって起こした事件なのかなど、事件の真相はわかりません。

 

朝日新聞の論調をみると、「反日」などの言葉を使う人たちに対する印象操作をしているようにも感じる部分がありますが、そうした点は少し行き過ぎではないかと思います。

 

 

さて、朝日新聞阪神支局襲撃事件については以上ですが、赤報隊事件と同様、風化させないでほしい事件があります。それは、朝霞自衛官殺害事件(いわゆる「赤衛軍事件」)です。

 

赤報隊事件では襲撃を受けた朝日新聞が被害者ですが、この赤衛軍事件では、朝日新聞が加害者側(犯人に便宜を図っていた)なのですよね。

 

■ 朝霞自衛官殺害事件とは

 

昭和46年(1971年)8月21日の夜、新左翼の大学生3人が、自衛隊の武器を強奪する目的で東京都と埼玉県にまたがる陸上自衛隊朝霞駐屯地に侵入し、警衛勤務中の自衛官(当時21歳)を殺害したテロ事件です。

 

犯人グループが「赤衛軍」を名乗っていたため、「赤衛軍事件」とも呼ばれています。この事件では、朝日ジャーナル(当時)の記者らメディア関係者が犯人を手助けしていたため、メディアの信頼が失墜したとも言われました。

 

朝日ジャーナル(当時)の記者は、事件前から犯人らと親交を結び、金を渡すなどの便宜を図っていました。また、犯人らから犯行の唯一の物証である「警衛腕章」を受け取り、それを焼却するなどもしています。

 

     *

 

朝日ジャーナルは、朝日新聞が発行元の週刊誌ですが、90年代前半に廃刊になっています。80年代半ばの「霊感商法批判キャンペーン」などで注目された雑誌ですね。

 

さて、朝日新聞は事件を風化させるなと報じ続けている赤報隊事件と同様に「赤衛軍事件」を報じ、この事件について反省しているのでしょうか…といえば、答えはNOでしょうね。

 

また、自衛官たちの命懸けの任務や、その存在を「憲法違反」と攻めることはあっても、自衛官たちの名誉を守り、その活躍を評価することは恐らく無いでしょう…。

 

こうしたところが、朝日新聞のダメなところだと思います。そんな朝日新聞に期待することはありませんが、せめて他のメディアは、偏ることなく自衛隊やその隊員の姿を伝えてほしいと思いますね。

 

 

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