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2018/04/10

明らかに選挙妨害…こんな人たちに負けるわけにいかない

 

参議院で開かれている決算委員会で、野党から昨年7月の東京都議会議員選挙に関連する質問があったようですね。

 

安倍首相がJR秋葉原駅前の街頭で都議会自民党の候補者の応援演説をした際、「安倍辞めろ」コールが起こり、それに対して首相が「こんな人たちに負けるわけにいかない」と発言して問題視された件に関連するものです。

 

この質問に対して安倍首相は、「明らかに選挙活動の妨害行為」「私の演説をかき消すかのような集団的な発言があった」といった答弁をしたようですが、こうやって「きっぱり」と否定してしまうところは相変わらずのようですね。

 

でも、どうでしょうか。森友問題のときも「自分や妻が関わっていたら議員辞職する」と「きっぱり」と発言していましたが、こういった発言は揚げ足を取られやすいですからね。否定するにしても、違った表現のほうが良いと思うのですが…。

 

実際、都議会議員選挙のときには、「批判的な声にも耳を傾けないといけない」といった趣旨の控えめな発言をしていたわけですから、今回もこんな感じで答弁しておけば良かったのではないかと思います。

 

確かに、動画サイトで当時の状況を見る限りでは、ひどい状況だったとは思いますけどね。都議会議員選挙の応援演説なのに、「安倍辞めろ」や「帰れ」は無いだろうと思います。

 

このコールは、今回の報道でも「一部の聴衆が」といった表現がされていましたが、実際は、事前に横断幕やプラカードを用意した数十人が、一斉に声を揃えて「安倍辞めろ」や「帰れ」といった言葉を連呼するという組織的な「選挙活動の妨害行為」だったのですよね。

 

そして、それに対して安倍首相は、「(組織的に辞めろコールや帰れコールをするような)こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したわけですが、それを当時のメディアから、「国民に対して『こんな人たち』と表現した」と言われて騒がれてしまったわけです。

 

 

その結果、東京都議会議員選挙では都議会自民党が惨敗し、その代わりに都民ファーストの会が躍進することになりましたし、国政でも、一時期は「希望の党」が大躍進するとまで言われるような状況になってしまいました。

 

このように、メディアが火のないところに煙を立てて、それに野党が加わって実際に火をつけるといった状況は本当に問題があると思いますし、それに対して「きっぱり」と言いたくなる気持ちもわかりますけどね。

 

でも、結果は出ていますし、それを国民もしっかり見ていると思いますよ。

 

例えば、「頭の黒いネズミを退治」して、「ブラックボックスの都議会をガラス張りにする」と言っていた都民ファーストの会が、実際に結果を出せたかどうかについては、ご覧の通りです。

 

また、都民ファーストの会の躍進をきっかけにできた国政政党「希望の党」が何をしているかについても同様です。それに、「希望の党」の直近の政党別支持率は0.3パーセントです。小数点以下で四捨五入すると0パーセント…。

 

と、こんな状況ですので、「こんな人たちに負けるわけにいかない」という気持ちがあったとしても、「そんな人たちを相手にしても仕方がない」くらいでいたほうが良いのではないかと思いますけどね。

 

ちなみに、決算委員会というのは、予算の決算や実施状況について議論がなされる参議院のみに置かれる常任委員会で、決算や予備費支出の承諾、会計検査院に関する事項を対象とする委員会です。

 

野党もつまらない質問ばかりしていないで、本来やるべき議論をやってほしいと思います。

 

■ 追記

 

そんな「希望の党」の玉木さんのつぶやきです。野党も森友問題一色でやってきたのに、今さら何言ってるんだか…ですね。

 

20180410

 

 

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