« 今年の桜も見納めかな? - 桜の季節(2018) | トップページ | 内閣支持率は回復したものの、首相の責任を問う声は大きい? »

2018/04/02

東京都議会で開かれた百条委員会での証人尋問の顛末

 

昨年3月に行われた東京都議会の百条委員会での証人尋問で、偽証容疑に問われた浜渦氏(元副知事)と赤星氏(元政策報道室理事)が不起訴になった…という報道がありました。

 

この百条委員会は、(築地市場から豊洲市場への)市場移転問題を検証するために開かれたものですが、その目的は、

 

・なぜ土壌汚染のある豊洲に市場を移転することになったのか

・なぜ売買契約時に「瑕疵担保責任の免除」が盛り込まれたのか

 

の二つを明らかにすることでしたね。

 

そして、石原元都知事や浜渦元副知事、赤星氏ら当時の東京都の幹部職員や、豊洲市場用地の地主だった東京ガス関係者に対する証人尋問が行われたわけですが、まあ、一言で言えば単なる政治的なショーだったと思います。

 

・東京都が地主の東京ガスに対して大幅に譲歩した。

・そのため瑕疵担保責任を強く求めることができなかった。

・それにより莫大な汚染対策費用(都税)が必要になった。

・その責任は石原元都知事や浜渦元副知事にある。

・そうした悪者はみんなの前で吊し上げてしまえ…

 

みたいな感じの筋書きがあらかじめ用意されていて、それに従って百条委員会が行われたような気がしています。

 

実際、浜渦氏は「瑕疵担保責任の免除には関わっていない」と証言したことが。また、赤星氏は「(瑕疵担保責任の免除につながったと言われていた)確認書は見ていない」と証言したことが「虚偽陳述」とされて告発されたわけですが、それを裏付ける「明確な証拠」は出ていませんでしたからね。

 

 

まあ、「明確な証拠が出ていない」という部分は、素人の自分が当時の百条委員会の映像を見たときの印象なので、実際には「これが明確な証拠だ」といったものがあったのかもしれませんけど…。

 

でも、仮にそういうものがあったのであれば、少なくとも不起訴にはならなかったのではないかと思うのですよね。

 

そう考えると、やはりこのときの百条委員会は、「ブラックボックス」とか「頭の黒いネズミ」といった言葉で政敵を批判していた人たちが仕組んだ政治ショーだったのではないかと…。

 

ただ、こうしたことを都議会のような場所で、かつ、百条委員会といった法律上の権限(地方自治法に定められた権限)を使って行うのはどうかと思いますね。そういう場で行う「告発」には、相応の責任が伴っていないとダメですよ。

 

これは、都議会に限らず国会でも同様ですが、騒ぐだけ騒いで何も出てこなかったら知らん顔…といったような、「言ったもの勝ち」みたいな状況は良くないと思います。

 

税金が使われたことについて、「疑いを持って見る」ことは大事だと思いますが、疑うにしても「正しく」疑わないとダメですよね。

 

「何か隠しているに違いない」といった結論ありきの姿勢で追及するのは良くないですし、ましてや、「疑われている側が潔白を証明しろ」などと言うのは間違いです。そんなことを言われても証明しようがないです。

 

この点については浜渦氏も、「今朝ご飯を食べていないということをどう証明するのか(と同じような話し)」「むしろ(証明は)あなた方で」といったような話しを記者会見でされていましたが、まさにその通りだと思いますね。

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 50代サラリーマンへ

 

 

« 今年の桜も見納めかな? - 桜の季節(2018) | トップページ | 内閣支持率は回復したものの、首相の責任を問う声は大きい? »

「日記」カテゴリの記事