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2018/04/17

50代の受難?人手不足なのにリストラ対象のバブル世代

 

空前の人手不足と言われている中、企業では50代のリストラが進んでいる…といった話しがあるようですね。今日の昼休みに、同僚の一人がそんな話しをしていました。

 

まあ、リストラとなれば「対象は中年のおじさんたち」というのが世の常ですからね。この話しを聞いたときには、「今に始まった話しではないよね?」と思いましたが、その一方で、当事者の50代としては「耳の痛い話しだなあ」とも感じました。

 

自分の世代(バブル世代)の少し上の世代(団塊の世代)の人たちも、50歳前後で結構ひどい目に遭っていましたが、今度は自分たちの世代がそういった目に遭うということなのでしょうか…。

 

でも、それはある意味で仕方のないことでもありますね。年齢を重ねれば重ねるほど、若い人たちに比べれば気力や体力、適応力なども低下してきますし、その一方で、(金額の大小はあっても)年功序列で賃金は高いわけですからね。

 

会社からすれば、全員ではないにしろ、一定数のおじさんたちが「お荷物」になっているのは間違いないと思います。経済が右肩上がりのときには何とかなっていたことが、今は会社の負担でしかない…ということでしょう。

 

また、「団塊の世代」も「バブル世代」も、採用が多かった時代に入社していますからね。当然、社内では比較的人数が多い世代ということになりますし、その分だけ社内では目立つ存在でもあります。

 

団塊の世代は、いわゆる第一次ベビーブームと言われた1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)に生まれた人たちで、就職したのは「オリンピック景気」とか「いざなぎ景気」の頃ですし、バブル世代は言うまでもありません。

 

 

このように、「賃金の高い人がそれなりの人数いる」という状況でコスト削減の必要性が出てくれば、「では、そういった人たちをリストラして人件費(コスト)を削減しよう」という話しになりますよ。

 

会社としては、「コストも高いし意欲も低い50代」をリストラして、社員の年齢構成を是正しつつ、若い世代を採用・活用していきたい…と考えているのだろうと思います。

 

ただ、どうでしょう。コストが高い(人件費が高い)といっても、そのコスト(給料)を決めてきたのは会社ですからね。必ずしもリストラされる側だけの問題ではないと思います。

 

また、意欲の話しも同様ですね。人は、興味のある仕事に対して意欲的になることもあれば、評価や待遇が良くなる仕事に対して意欲的になることもありますから、これもリストラされる側だけの問題ではないという気がします。

 

それに、「コストが高いからリストラしてしまおう」というのではなく、「コストが高いから有効に活用しよう」といった話しは無いのだろうか…とも思いますね。人手が足りないと言うのであれば…ですが。

 

まあ、有効活用しようにも、「能力が足りない」とか「意欲が足りない」といった話しにはなるのでしょうけどね。でも、これだって人材育成といったことからすれば、企業側の問題でもあります。

 

そして、最大の問題は、そういった50代をリストラしたとしても、そう遠くない将来に、今の若い世代が50代になるわけです。そう考えると、「何かあったらリストラ」みたいな発想だけではダメなのではないかな…。

 

 

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