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2018/03/20

結論ありきで政権攻撃? 委員会での質疑の一部を文字起こし

 

19日の参議院予算委員会で、財務省の決裁文書「書き換え」問題についての集中審議が行われましたが、国会は相変わらずのようですね。

 

野党は、「内閣は総辞職しろ」「安倍は辞めろ」「麻生は辞めろ」と言って結果責任を追及する前に、まずは事実関係を明らかにしないとダメですよ。

 

自分たちの仮説が絶対で、結論ありきで他人を攻撃しても支持は得られないと思います。野党の政党支持率が上がらない理由の一つですね。

 

公的な文書が書き換えられたというのは大問題ですが、それへの「政府の関与」が既成事実であるかのように追及しているだけの野党ではダメだと思います。

 

ということで、参議院のインターネット審議中継のサイトにあった映像の一部を文字にしてみました。

 

■ 和田委員(自民党)

 

「これまでの調査で書き換えを誰が指示し、何のために行ったのか、判明したかどうか答えてください」

 

■ 太田理財局長

 

「お答え申し上げます。現時点でわかっていることは、誰が指示し、誰がというところについては理財局の一部の職員が、基本的に本省の理財局が、というふうに思っております」

 

「ということは本省の理財局の外からの指示、あるいは理財局の上、大臣が一番トップにいらっしゃるわけですが、そこからの指示あるいはそこにご相談したということではないということと、」

 

「近畿財務局に対しては、近畿財務局に対して本省理財局が指示をしてということで、本省の指示のもとに近畿財務局は命ぜられてやらされたと、そういう状況だと認識しております」

 

「それから、なぜということですが、今回調べた書き換えの文言を見る限り、少なくとも2月下旬から4月にかけてこの書き換えが行われているわけですが、2月から3月にかけての、それまでの国会の答弁について誤解を受けないようにするためにということだと、全体としてそういう整理をしてございます」

 

 

これが今の時点での財務省の公式見解ですが、「国会での答弁について誤解を受けないようにするため」という理由だけで決裁文書の書き換えを行ったというのは本当なのですかね?

 

書き換え前の決裁文書を読んでみましたが、そのままでも(書き換えをしなくても)良かったと思うのですよ。まあ、これは今だから言えることで、当時はそんな状況ではなかった…ということかもしれませんけど。

 

■ 福島委員(社民党)

 

「総理大臣として責任を取るべきではないですか?」

「官僚、職員に刑法犯を犯させてまで守ってもらったんでしょ?」

 

「佐川さんなどがもし改ざんをしていたのであれば、あなたを守るためですよ?」

「総理を守るための書類の改ざんで、さらに人が死んでいるんですよ?」

 

「政治的、道義的責任があるでしょ?」

「政治的、道義的責任を感じますか?」

 

■ 安倍首相

 

「福島委員の今のご発言でございますが、すべて決めつけであろうと思います。そう決めつけるのであれば、その理由を示していただきたいと、こう思う次第でございます」

 

   *

 

福島委員は、政府を「巨悪」ということにして、悪と戦う「正義の味方」を演じているつもりなのかもしれませんね。でも、これは意味のないやり取りだと思います。

 

また、こういう質問をする人のほうが「悪」に見えてしまうのは自分だけでしょうか…。

 

 

■ 小池委員(共産党)

 

「総理の国会での対応が、この文書改ざんに与えた影響は、これは総理も否定できないと思いますよ。いかがですか?」

 

■ 安倍首相

 

「それはまったく違います。まずですね、最初申し上げましたように、この元の文書を見ていただければですね、財務省が、ああそうですかと、安倍昭恵夫人が関わっているから、そうですかとは全くなっていないわけでありまして、」

 

「さきほど太田理財局長が答弁したのもですね、安倍昭恵というのが私の妻でなければ当然載りませんよ。それは当たり前の話しだろうと、私の妻であるから経緯の中で籠池氏がですね、籠池氏が述べた」

 

「籠池氏がまさに私の妻の名前を出して、籠池氏が「私の妻がそう言っていた」と言っていたという記述はですね、その経緯の中で当然、総理夫人の名前を籠池氏が出したから載せていたんだろうと、こう思うわけでありまして…」

 

   *

 

これは、メディアが「籠池氏が『前に進めてくださいと昭恵氏が言った』と言った」という部分を、「昭恵氏が『前に進めてください』と言った」といったように、事実を曲げて伝えていることに対する反論でもありますね。

 

今のところ、こうした政府側の反論を正確に伝えるメディアは極めて少ないので、国会ではこの先も野党の言いたい放題が続くのでしょう。でも、そんなことをしていたら、野党もメディアも今以上に信用を無くすと思います。

 

 

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