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2018/03/03

ネットに流れたデマを新聞が正す?新聞が流したデマをネットが正す?

 

先月発生した台湾の地震に関連して、ネット上でデマが拡散していたらしいですね。毎日新聞の記事によれば、被災地への募金を呼びかけていた団体のいくつかが、「集まった募金を被災地に届けていない」といった内容のデマだったそうです。

 

・このデマを自身のSNS(Twitter)に投稿した人がいた

・それを見た人がその投稿を引用して再投稿した

・再投稿を見た人がさらに引用して再投稿した

 

といった感じで再投稿が繰り返され、このデマが拡散していったようです。おそらく、このデマを信じて名前のあがった団体に問い合わせをした人や、団体に苦情を入れた人もいたのではないかと思います。

 

SNS(Twitter)は、情報を拡散したり、それをいち早く把握するのに役立ちますが、そこに流された情報が正しいものなのか間違ったものなのかは、情報を受け取った側で判断する必要がありますからね。

 

でも、災害時などの特殊な心理状態のときに正しい判断ができるか…といえば難しいと思います。人は、混乱していればいるほど自分が「信じたいと思う情報」を信じてしまうものですので…。

 

また、そういったときに間違った情報を意図的に流してくる愉快犯がいるのも事実ですからね。日ごろから、そうした「悪意のある人間もいる」と思って気をつけていたほうが良いです。

 

そういえば、熊本地震のときにも「動物園からライオンが逃げた」といったデマが流れましたよね。ご丁寧にライオンの写真つきで…。結局、デマを流した男は動物園の業務を妨害したとして逮捕されましたけど…。

 

 

よく、百聞は一見に如かず…と言いますが、映像があるとないとでは、受け取る側の印象もかなり違ってきますからね。その意味で、この写真つきのデマは極めて悪質なものだったと思います。

 

そうそう、写真つき…で思い出しましたけど、もう随分前になりますが「えひめ丸」の事故がありましたよね。愛媛県立宇和島水産高校の練習船が、アメリカの原子力潜水艦に衝突され沈没した事件です。

 

このとき、休暇中でゴルフをしていた森首相(当時)がメディアに叩かれましたが、そこで使われた写真は、別なときに撮影された写真だったのですよね。事故があったのは2月だったのに、写真は半袖シャツに麦わら帽子でした。

 

でも、笑顔でゴルフをしている写真とともに、首相への批判の文字が並ぶと、「森は怪しからん」になってしまうわけです。いわゆる印象操作と呼ばれるものですね。確か毎日新聞もこの印象操作に加担していたような…。

 

今回引用した毎日新聞の記事は、「デマが広まった過程を追った」といった感じで、自分たち新聞こそがネットに流れたデマを正せる存在だ…とでも言いたいようですが、必ずしもそうではないのですよね。

 

特にここ最近は、新聞などのメディアが流したデマをネットが正していたと思います。それにより、都合の良いところだけを切り取った偏向報道や、火の無いところに煙を立てるような印象操作が明らかになったと思います。

 

新聞をはじめとしたメディアも、こうした点についてはもう少し問題意識を持ったほうが良いと思いますけどね。

 

 

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