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2018/02/23

今までの議論をアウフヘーベンして希望の持てる政策を…

 

希望の党のゴタゴタ以降、あまり話題に出ることがなくなった小池都知事ですが、先日、築地市場を訪問した際、「東京都として再び築地に市場をつくる考えはない」といった趣旨の発言をしたそうです。

 

この報道自体、「発言したという」といった表現なので、本当にその通りに発言したかどうかは定かではありませんが、まあ、そういう方向で動いていることは間違いないと思います。

 

今になって豊洲を使わないとは言えないでしょうし、豊洲を使う以上は、築地にも市場を…というわけにもいかないでしょう。豊洲と築地という近い距離に二つの市場があっても意味がないですし…。

 

その時々で言うことがコロコロ変わる。そして最終的には元のサヤ…といった感じの人はどこにでもいますが、結局のところ、小池都知事もそんな感じの人だったのかもしれませんね。

 

メディアから小池劇場などと言われて持ち上げられていたときには、そういったところが目立たなかったということかな…。

 

でも、都知事というのは権力者ですからね。その権力者が「築地も」と公言したのですから、移転反対派と言われていた人たちの中には、その言葉を信じていた人もいたのではないかと思います。

 

藁にもすがる思い…かな。そう考えると気の毒ですね…。

 

 

しかしまあ、小池さんは上手でしたよね。特に言葉の使い方が…。「しがらみのない政治」や「東京大改革」、そして「日本をリセット」などは、中身は不明ですが印象には残りやすい言葉だったと思います。

 

そして、そういった言葉のあとには、「今までの議論をアウフヘーベンして希望の持てる政策を」といった得意の英語が続きます。これなども、何を言っているのかはわかりませんが、印象には残りますよね。

 

小池流話術というべきか、あるいは小池話法というべきか、言葉は迷いますが、こうしたところが小池都知事の才能の一つなのだと思います。よくわからないけど賢そうな人…といった印象を持った人も多かったのではないでしょうか。

 

そして、その才能によってつくられた印象が、小池都知事や都議選での希望の党への票につながっていったのだと思いますね。まあ、メディアの取り上げ方も大きく影響したとは思いますけど…。

 

よく、「人の評価は印象で決まる」といった話しがありますが、選挙もそんな感じなのかもしれませんね。当時の民進党の皆さんが希望の党に合流したのも、そうした小池都知事の印象(人気)にあやかりたかったということでしょう。

 

でも今は、そうやって希望の党で当選してはみたものの…といった感じになっていますよね。政党別の支持率をみると、希望の党は1パーセントもないですし…。

 

やはり、選挙ファーストではダメだということでしょう。政治家であれば、政策の中身や実行力で勝負しないと…。

 

■ 2018.2.24 追記

 

小池都知事が23日の定例記者会見で、平昌冬季パラリンピックへの視察を表明したそうです。都議会の会期中の海外視察は異例とのことですが、特に議会承認などの手続きは必要ないらしいですね。

 

当初は行かないと言っていたのに…。議会が後押ししたという話しもあるようですが、議会というよりは一部の議員の後押しではないですかね?

 

 

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