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2018/02/25

霞が関の公務員の約半数は過労死ライン超えの状態で勤務している

 

今日の午後は、ネットの動画サイトにアップロードされていた国会審議の映像を見たりしていたのですが、その中に、霞が関で働くお役人の超過勤務や過労死についての話しがありましたので紹介します。

 

これは、日本維新の会の丸山さんが、「霞が関省庁における超過勤務と過労死の実態」というフリップを使って政府に質問したものですが、その質疑を見ると、改めて霞が関のお役人も大変なんだな…と思いますね。

 

また、不思議なのは、質疑の中に出てくる「予算委も前日になるまで審議があるかどうかもわからない」という言葉です。野党が審議を拒否するから…ということでしょうか?

 

それと、「質問通告の時刻が遅い質問者が一人でもいますと」というのも問題ですね。これも、野党の中にそういう人がいるから…ということかな?

 

20180225

 

(フリップの内容)

 

霞が関省庁における超過勤務と過労死の実態

H28年、本府省勤務者のうち

 年360時間超の職員の割合 46.3%

 年720時間超の職員の割合  7.9%

H28年度

 一般職公務員の過労死等認定件数 5件

→民間を指導する労働基準監督署を所管する厚労省も含め、そもそも役所も問題ではないか

 

(丸山委員)

 

過労死するかもしれないと言われているラインを46.3パーセント。半分近い。さらに720時間。今回法案でこの時間以上は民間の事業者に対してこれは禁止だと、ダメだという時間に対して7.9パーセントの方が霞が関で残業されている。

 

そして過労死の認定件数をみてみますと5件。

 

野党側からも人の命が大事だという話しをしていますが、一方で総理のおひざ元の霞が関でもこういう状況なんです。民間企業の方がこれを見たらどう思われますかね?

 

企業にはこの残業をやらせるなという法案を作るのに、一方でこの霞が関はどうなんですか?

 

 

厚労省、労働基準監督局、このあいだ電通に捜査に入る映像が生々しくテレビに出ていましたけど、その労働基準監督署を所管する厚労省もですね、他のデータでは霞が関の中で一番残業が多いんじゃないかという話しもある。

 

そもそも役所自体も非常に残業している状況です。いろんな問題点があるんだと思います。もともと私も役所におりました。業務が多すぎる。そういった部分もあると思います。

 

一方で国会の状況をみても、与党さんは今回、与党の質疑時間を増やしたいという国会改革の話しをされていましたけど、実はその質疑時間というよりは、もっと、この霞が関の残業の状況を考えますと、根本的に、例えばこの予算委も前日になるまで審議があるかどうかもわからない。

 

そうなれば野党側にいくら早く質疑を出せという話しになっても、結局野党側は決まってから質疑を準備する。それを受けて答弁を考える霞が関。それは遅くなりますよ。

 

そして総理もそれを受けて朝から5分単位で数分単位で一つ一つの質疑を見ていく。

 

国会の審議のあり方自体もそうですし、霞が関のあり方自体も変えていかないと、総理のおっしゃる働き方改革、隗より始めよ。霞が関自体がこんな状況になっています。総理、この点、どのようにお考えになっていますか?

 

この改革もやりましょうよ。ぜひやっていただきたいのですけれども、よろしくお願いします。

 

(安倍首相)

 

ご指摘の国会対応については、例えば質問通告の時刻が遅い質問者が一人でもいますと、どの分野の問いが入るか…。

 

厚労大臣に対して入りますと厚労省が待つわけでありますが、総理大臣に対して待たせる場合は、全省庁を待たせることになるわけであります。

 

そうすると大変多くの省庁の公務員が待機をしなくてはならなくなってくるということであります。

 

これはもちろん残業ということプラスですね、ある時間を超えて質問が入ってまいりませんと、相当大量の方々が電車がなくなったあとタクシーで帰らなければならないという事態にもなるということも指摘をされております。

 

具体的な国会改革のあり方については国会がお決めになることであり、各党・各会派において、しっかりとご議論いただきたいと、このように思うところでございます。

 

 

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