F1がレースクイーン(グリッドガール)を廃止するらしい…
モータースポーツの一つであるF1がレースクイーン(グリッドガール)を廃止するらしいですね。F1は、「2018年グランプリシーズンの開幕にあたり、長年の慣例を終了させる」といった発表をしています。
レースクイーンは、F1というブランド価値に共鳴するものではなく、現代の社会規範とは明らかに矛盾している…ということが廃止の理由だそうですが、「女性蔑視」という批判が強くなったから…というのが本音かもしれませんね。
ということで、「F1といえばレースクイーンかな…」といった漠然としたイメージをもっていた自分は、社会規範から外れた大人ということになりそうです。でも、ここで言う社会規範って何でしょう?
ちなみに、モータースポーツ界では、以前からレースクイーンを廃止する動きがあったそうで、「今回のF1の決定は世界的な流れに沿ったものだ」という意見もあるようですね。
また、その一方で、英国のBBCスポーツが行った「F1にレースクイーンは必要か」という世論調査では、60%の人が「必要」と回答したということですので、この件については賛否両論あるのでしょう。
ただ、世界的な流れかどうかは別にしても、今の感じですと、世の中からレースクイーンという仕事は無くなりそうですね。
さて、レースクイーンが無くなるとすると、他の仕事はどうなるのでしょうね。例えば、東京ビックサイトや幕張メッセなどで行われているイベントで活躍してきた「イベントコンパニオン」はどうなるのでしょう?
あるいは、スポーツイベントなどで活躍する「チアリーダー」(チアガールとは言わないらしい)や「ラウンドガール」といった仕事はどうでしょう。これらも廃止になるのかな…。
そうなれば、当然「ミスコンテスト」も廃止でしょうね。ミスコンテストについては、早くから反対論みたいなものがありましたので、もしかしたら、この中では一番最初に無くなるかもしれません。
また、テレビなどで活躍している女性アイドルや女性タレントはどうでしょうか。これも同じような感じになるのかな…。雑誌のグラビアなどで活躍している人はどうなるのだろう…。
そうそう、キャンペーンガールという仕事もありますよね。これもダメなのかな…と、ぱっと思い浮かんだのはこんな感じですが、これ以外にも廃止になるものがありそう…。
ちなみに、レースクイーンのレベッカ・クーパーさんは、自身のSNS(Twitter)で、「女性の権利のために戦っていると言っている女性たちは、私たちが愛する仕事をするのをやめさせ、誇りに思っている」といった趣旨の発言をしていますね。
また、この発言の最後には「PC gone mad」とあります。ここでいう「PC」とは、ポリティカル・コレクトネス(Political Correctness)の略でしょうか…。「gone mad」は相当強い表現のような気もしますが…。
■ 18.02.02 追記
レースクイーンは、レースに参戦するチームが雇ったキャンペーンガールで、グリッドガールは、レースの主催者に雇われた係員(レーサーの名前や番号が書かれたプラカードを持ている女性)という違いがあるらしいですね。
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