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2018/02/28

懲役30年と罰金118億円を求刑して結審…判決はどうなる?

 

27日、韓国のソウル中央地方裁判所で朴前大統領(現被告)に対する論告求刑公判が行われ、検察は懲役30年と罰金1,185億ウォン(日本円で約118億円)を求刑して結審したそうです。また、判決の言い渡しは4月6日らしいですね。

 

以前から朴被告は、自身の裁判への出廷を拒否していると言われていましたが、今回の論告求刑公判についても、同様に出廷を拒否したようです。こうした行為は裁判官の心証を害するような気が…。

 

さて、この裁判ですが、主な罪状は以下の通りだそうです。

 

・共犯とされる崔被告が経営する企業と契約を結ぶなどして、約433億ウォン(約43億円)を供与(または供与を約束)。[収賄罪]

 

・政権に批判的な文化人に対して、公的な支援を受けられなくした。[職権濫用罪]

 

・大企業に対して、韓国政府の財団への774億ウォン(約76億円)の出資を強要した。[強要罪]

 

・現代自動車に対して、崔被告ら知人の会社に約71億ウォン(約7億円)の広告を発注するよう圧力をかけた。[強要罪]

 

・ロッテグループに対して、韓国政府の財団への70億ウォン(約7億円)の追加出資を要求した。[強要罪-未遂]

 

 

でも、これで懲役30年というのはどうでしょうか…。韓国の法律を知らないので、韓国ではこれが妥当ということかもしれませんが、ちょっと重すぎませんかね?

 

日本であれば、収賄罪が5年(受託収賄罪だと7年)以下の懲役、職権濫用罪が2年以下の懲役、強要罪が3年以下の懲役ですが、これで計算すると、すべての罪の懲役を足し算したとしても30年にはならないです。

 

また、日本の場合、10年くらい前に行われた刑法改正以前は、有期刑の最高は懲役20年でしたからね。それが改正で懲役30年に変わりましたけど、よほどの事情でもない限り、日本で懲役30年の判決が出ることはないと思うのですよ。

 

朴被告が大統領時代に行われた弾劾裁判のとき、韓国は「人治」から「法治」に変われるか…みたいな話しがありましたが、弾劾裁判も今回の求刑も、法治よりは人治という印象がありますね。

 

弾劾裁判のときには、大統領を罷免すべき理由よりも、弾劾請求が棄却された場合に起こり得る混乱を回避するほうが優先されたような気がしますし、今回の求刑も、罪状よりは世論の反発を考慮したように感じます。

 

4月6日の判決がどうなるかはわかりませんが、こうしたことを考えると、求刑通り…ということもありそうですね。

 

朴被告については、大統領時代の告げ口外交の件などもあって、あまり良い印象がないのですが、今回の求刑については、さすがに気の毒だな…と思います。朴被告が出廷を拒否する気持ちも、わからなくもない…。

 

 

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