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2018/01/08

被害妄想ならぬ加害妄想が非現実的な結論を導き出している?

 

年始に放送された政治関連の討論番組が話題になっていたそうですね。その番組に出演していた芸人さんが、番組の中で「日本は非武装中立でよい」といった趣旨の発言をしたことが発端のようです。(芸人さんはかなり批判されたらしい)

 

この話しを聞いたときには、一瞬、「芸人さんがテレビで政治討論?」と思ってしまいましたが、これはテレビ番組の演出の一つなのでしょうか…。もしそうだとしたら、芸人さんの非武装中立の話しも、役回りの中でのことだったかもしれませんね。

 

また、「非武装中立」という話しそのものは、それほどおかしな話しでもないと思います。そうした考え方があるのは事実ですし、「戦力は保持しない」という日本国憲法も、言葉通りに読めば「日本は非武装中立であるべき」と解釈できなくもないですからね。

 

でも、そうした考え方が現実的か…といえば、そうではないと思います。憲法の話し以前に、国である以上は「自衛権がある」わけですし、自衛権がある以上は「武装が必要」ですからね。さすがに武装もせずに自衛することはできないですよ…。

 

そして、非武装中立という考え方が現実的でないのは、ここで「自衛」自体を否定してしまうところですよね。万が一の場合(日本が外国から攻撃されたとき)は、「自衛せずに降伏すればよい」と…。

 

これは、別な言い方をすると、「(日本は)武装しなければ被害者にはならない」ということだと思いますが、「降伏すれば命は助かる」という保証がどこにもない中で、なぜそのように考えるのかがわからないですね…。

 

 

と思い、自分なりに考えてみたのですが、その背景には、被害妄想ならぬ「加害妄想」のようなものがあるような気がしました。妄想であれば、誤った判断をしたり、確信を持ったりしてしまうのも仕方がない…。

 

具体的には、非武装中立という考え方の中にある「(日本は)武装したら加害者になる」といった考えが原因だと思います。おそらく、この考えは「先の大戦への反省」から出たものではないでしょうか。

 

「自存自衛のための大東亜戦争だった」とは言うものの、日本は多大な犠牲をもたらした加害者だったのだから反省しなければならない。そして、反省する以上は、たとえ自衛のためであっても「武装は認められない」ということだと思います。

 

こうした考え方については、理解できなくもないですよね。たとえ「自衛」のための戦争であっても、大なり小なり「加害」という側面がありますから、間違いとは言い切れないと思いますし…。

 

ただ、そこから先が問題ですよね。「武装」そのものが認められないとしたことで、(武装しなければ)「被害者にはならない」といった非現実的な結論を導き出さざるを得ず、そうした無理な発想が、ある種の「妄想」のような状態を生み出していると思います。

 

でも、日本の隣には「日本を核の炎で焼き尽くす」と言っている国もありますからね。「日本人が被害者になるリスク」という現実に目を向けるべきではないでしょうか。

 

 

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