« 原発の運転差し止め訴訟を主導しているのは地域の住民? | トップページ | アメリカ以外の国とは非戦闘員退避活動の協議を拒否している韓国 »

2017/12/18

社説に正論を書くも説得力に欠ける朝日新聞

 

朝日新聞に、「何でもあり、の情報たれ流しがまかり通ってはならない」といった言葉で始まる社説があったので、一瞬、これまでの自社の報道について謝罪でもするのかな…と思って読んでみたのですが、そういう話しではありませんでした。

 

この社説は、放送倫理・番組向上機構(BPO)の委員会が「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を出した東京メトロポリタンテレビジョンの番組を例に、「放送界全体が改めて足元を見つめ直す機会とするべき」と朝日新聞が主張したものだったのですよね。

 

恐らく、これを読んだ人の中には、「お前が言うな」と思った人もそこそこいただろうと思います。他人に意見する前に、「新聞界全体が改めて足元を見つめ直す機会を設けるべき」ですよね。朝日新聞にそうした気持ちは微塵もないでしょうけど…。

 

ちなみに、問題になったこの番組は、沖縄のアメリカ軍ヘリパッド建設への抗議活動を批判的に取り上げたもので、朝日新聞の社説によれば、番組内で「事実関係の誤り」「裏づけ取材の欠如」「不適切な映像使用」「侮蔑的な表現」などがあったそうです。

 

まあ、朝日新聞が言っていることですから、どこまでが本当のことなのかはわかりませんけどね。ひょっとしたら、放送倫理・番組向上機構(BPO)の主張を一方的に取り上げているだけかもしれません。

 

また、メディアに「正確な情報」「確かな裏づけ」「適切な表現」などが必要なことは間違いないですが、それをチェックしている?放送倫理・番組向上機構(BPO)も、どこまで公正中立な組織なのかはわかりませんし…。

 

ところで、同じ朝日新聞ですが、別な日の社説にも「えっ?」と思うようなことが書かれていました。こういったことを書いているから、信用されなくなってしまうのだろうな…と思えるような内容です。

 

この社説は、アメリカ軍のヘリコプターの窓が落下した事故について取り上げたもので、その中で朝日新聞は、(辺野古への移設は)「辺野古の周辺に危険性を移し替えるだけで、沖縄県民に重荷を押しつけることに変わりはない」と主張しているのですよね。

 

もともと辺野古への基地移転は、住宅地の上を通過して着陸する必要がある普天間基地は危険だから、海上から進入して着陸できる辺野古に移転させよう…という話しですが、そうした経緯を一切無視した社説です。まさか朝日新聞は、住宅地と海上の区別もつかないとか?

 

そして、朝日新聞に限らず、他のメディアもいろいろとやっていますよね。自民党の都議と小池都知事が握手をしたシーンの直前で映像を止めて「自民都議が握手拒否」と伝えたり、国会中継の際に官僚が一斉に資料に目を落とした瞬間の映像を出して「安倍政権の官僚が居眠り」と伝えたりとか…。

 

それに加えて、都議選の最中に自民党の国会議員の不祥事を延々と流したりもしていましたね。「このハゲ~」とか…。しかも、「魔の二回生議員」でしたか、自民党にはこういった議員が多いと言わんばかりの伝え方をしていました。

 

また、自社にとって都合の良い(一部の)「国民の意見」を、あたかも全体の意見であるかのように伝え、印象操作をしているメディアも多いと思います。そうしたメディアは決め台詞も同じで、何かあると「国民が納得していない」と言いますが、もういい加減にしてほしいですよね。

 

国民が納得していないのは、揚げ足を取るだけで建設的な意見は何もないという野党や、そうした野党が正義と言わんばかりに取り上げ続けるメディアに対してではないでしょうか。

 

 

« 原発の運転差し止め訴訟を主導しているのは地域の住民? | トップページ | アメリカ以外の国とは非戦闘員退避活動の協議を拒否している韓国 »

「日記」カテゴリの記事

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

その他