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2017/12/02

生涯未婚率の推移:人生のエンディングも自己責任の時代?

 

「定額、低料金のシンプルなプラン」と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。自分は最初、格安スマホか何かの料金プランのことかな…と思ったのですが、実際はインターネットで販売されているお葬式のプランでした。

 

しかも、このお葬式のプランは、生前に自分で契約することができるそうです。まさか自分のお葬式を生前に自分で予約する時代が来るとは…。人生のエンディングについても、自己責任の時代ということかもしれませんね。

 

また、この「定額、低料金のシンプルなお葬式プラン」には「早割」もあるそうです。お葬式に「早割」はどうかと思いますが、そのくらいのノリのほうが、かえって気楽に申し込めるから良いということでしょうか…。

 

こういったサービスは、近年(でもないか…)、核家族化や未婚率の上昇によって「おひとりさま」が増えたことから出てきたものかもしれませんね。これも、時代の変化の一つだと思います。

 

ちなみに、現在の「おひとりさま」の状況ですが、国の統計資料の中に「生涯未婚率」というものがあって、それを見ると何となくわかるかな…という気がします。

 

この生涯未婚率は、総務省統計局の「国勢調査報告」によって算出された45~49歳と50~54歳における未婚率の平均値で、以下のような数値になっています。

 

 

男女別生涯未婚率(50歳時の未婚割合)の推移

         男性     女性

1920年   2.17%   1.80%

1930     1.68     1.48

1940     1.75     1.47

1950     1.45     1.35

1960     1.26     1.88

1970     1.70     3.33

1980     2.60     4.45

1990     5.57     4.33

2000年  12.57%   5.82%

2005    15.96     7.25

2010    20.14    10.61

2015    23.37    14.06

国立社会保障・人口問題研究所 - 人口統計資料集(2017改訂版)から引用

 

男女別生涯未婚率

 

最近は、還暦を迎えたのを機会に結婚を…といった方もいらっしゃるようですので、50歳時の未婚率を「生涯」といって良いかどうかは迷いますけどね。そのうち、統計の取り方が変わったりして…。

 

また、数値を見ると、特に男性については2000年から顕著に増加していますが、何かあったのでしょうか。コンピューターの関係で2000年問題というのがありましたが、結婚についても2000年問題があったとか?

 

 

さて、生涯未婚率の話しはこのくらいにして「お葬式のプラン」の話しに戻りますが、こうしたプランの契約件数はそこそこあるという話しなので、需要はあるのでしょう。

 

葬儀なんてそうあるものでもありませんので、「おひとりさま」ということを抜きにしても、事前に準備しておけるなら、そうしておいたほうが良いと考えている人が多いのかもしれません。

 

それに、故人の遺志を反映した葬儀にするとか、残された人の負担をできるだけ軽減するためには、事前に準備しておくしかないですからね。でも、そうしておけば、葬儀について親戚同士で揉め事になった…みたいな話しも避けられそうです。

 

また、こうしたサービスの良いところは、生前に葬儀費用を支払い済みにできるところだと思います。「お金の問題」というのは揉め事の原因にもなりやすいですから、これも事前に解決しておけるなら、そうしておいたほうが良いでしょう。

 

亡くなった方の銀行口座が凍結されてしまい、葬儀費用の支払いなどに困った…といった話しがありますが、費用が事前に支払われていれば、少なくともそういったことは無くなりそうですよね。

 

 

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