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2017/11/29

市議会に赤ちゃんを連れて出席しようとした女性市議は勇敢?

 

先週、育児中の女性市議会議員が、赤ちゃんを連れて市議会の本会議に出席しようとしたため、本会議の開始が30分以上も遅れた…という報道がありましたが、これに対して、ネット上ではいろいろな意見が出ているようですね。

 

この女性市議は「仕事と子育ての両立」を訴えて、昨年から赤ちゃんを連れて市議会に出席できないかを議会事務局に相談していたようですが、前向きな回答が得られなかったそうで、それで今回、赤ちゃん連れでの出席を強行したようです。

 

ただ、この市議会の規則では、「本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることはできない」と定められているそうで、当日も、議長や議会事務局が赤ちゃんを退場させるように説得したそうですが、これに女性市議が応じなかったことで議会の開始が遅れたようです。

 

こうした女性市議の行動に対しては、「彼女は勇敢」といった肯定的な評価もあるようですが、どちらかと言うと否定的な評価のほうが多いように感じますね。自分も、単なるルール違反のパフォーマンスではないかと思っています。

 

今回の女性市議の行動は、事前に相談していたのに思った通りの回答が得られなかったから非常手段として実力を行使しました…みたいな話しですよね。

 

確かに、そうすることで社会に対して「一石を投じた」とは思いますが、こうしたやり方を無条件に肯定してしまったら、社会が混乱するだけではないでしょうか。

 

 

ましてや、彼女は市議会議員ですからね。「仕事と子育ての両立」を訴えるなら、今回のような行動を起こす前に、政策として議会で訴えれば良かったと思います。それが市議会議員としての仕事ですからね。

 

まあ、昨年の「保育園落ちた日本死ね」の女性のように、子どもを保育園に預けられなかったから活躍できないじゃないか…と、一人でキレているような人に比べれば、この女性市議のほうがまだ理解はできますけど…。

 

もしこの女性市議が、本当に「仕事と子育ての両立」を訴えたいと思っているのなら、注目を浴びた今こそ、市議会議員の立場で実現を目指して欲しいと思います。

 

働く女性の育児については、まだまだ理解されていないと言われていますが、それでも昔に比べれば理解が進んでいると思いますし、社会の関心も高くなっていると思います。

 

そうした状況の中では、突飛な行動に出るよりも地道に活動したほうが、しっかりした議論につながりやすいと思いますし、そうすることで良い結果も得られるのではないかと思いますね。

 

2017.11.30 追記

議会事務局は、電話インタビューに対して「子どもを議場に連れ込むという話しを聞いた人は誰もいない」と回答したらしい。

当日、女性市議は一人で議席に座り、開会数分前に子どもを抱いた人が居並ぶカメラをすり抜け、子どもを女性市議に手渡したらしい。

他の市議は、女性市議からこの件についての相談は受けてはおらず、この件について「賛否両論」といった状態ではないらしい。

といった話しもあるようです。いづれも真偽は不明ですが、これが事実なら市議失格ですし、その様子をカメラで撮影した(この件に加担した)メディアも相当悪質だと思います。

 

 

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