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2017/11/07

無縁社会に有縁社会:集落での「村八分」に対して弁護士会が是正勧告

 

ネットのニュースを見ていたところ、地方の集落での「村八分」に対して、弁護士会が是正勧告をした…という記事がありました。記事によれば、就農のために帰郷した男性に対して、集落全体で「村八分」をしていた…ということです。

 

具体的には、以前からこの男性に対して、「集落の行事などの連絡をしない」「市報を配らない」といったことが行われていたそうで、弁護士会が仲介に入ったものの、改善されなかったようです。

 

この話しに限らず、「仲間はずれ」「除け者」みたいな話しはどこにでもあると思いますが、この男性が暮らしている集落は14世帯しかないそうですので、そこで「仲間はずれ」にされる精神的な負担は大きいでしょうね。

 

この記事を見て、ふと、山口連続殺人放火事件のことを思い出しましたよ。事件当時に話題になった、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」という川柳?が書かれた貼り紙のことを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

確か平成25年(2013年)の夏頃に起こった事件で、今は最高裁判所に上告中だったと思います。これも、(親の介護のために)集落に帰郷した男性と住民との間のトラブルが原因と言われていましたよね。

 

 

この山口連続殺人放火事件では、被告の男性に対して、「愛犬の餌に農薬を混ぜられて殺された」「隣人に刃物で切りつけられた」「農機具を燃やされた」などの嫌がらせがあったと言われています。

 

また、村八分にされた理由のひとつに、村では夜這いの習慣があり、(被告の)母親の身を(被告の)兄が守ったことにより確執が生まれたため…といった話しもあったようです。(被告が週刊誌の取材に対して語ったと言われています)

 

ちなみに、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」の意味ですが、「つけびして」は「集落内で被告の悪口を言いふらすこと」で、「田舎者」は「集落の住民」のことだそうです。(被告が弁護士に語ったと言われています)

 

被告は、これを貼り紙にすることで、住民に対して自分の気持ちを理解してほしかったようですが、思った通りにはいかなかったのか、5人が亡くなるという事件になってしまったのですよね。

 

今、他人とのつながりが薄い都会(無縁社会)では「孤独死」が問題視されていますが、逆に、他人とのつながりが濃い地方(有縁社会)では、「村八分」などの「人間関係のトラブル」が問題になっているのかもしれません。

 

人同士の距離感というか、どういった関係性を良しとするかは難しいですからね。離れ過ぎるのも寂しいですが、近づき過ぎるとトラブルになることもありますし、そもそも、これが正解と言えるものもないですから…。

 

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