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2017/11/28

NHKのような公共放送は必要?(公共放送の必要性や存在価値)

 

日本放送協会(NHK)のサイトに「原発事故後に甲状腺がん手術 8割が将来に不安」という記事がありました。映像もアップロードされているので、この内容でテレビ放送もしたのだろうと思います。

 

20171128

 

甲状腺がんの手術を受けた子どもまたはその保護者の合わせて67人に対して、支援団体とNHKが郵送でアンケートを実施し、そのうち52人から回答を得た結果、8割の人が将来に不安を感じていると回答した。

 

甲状腺がんについては、有識者が(原発事故の)放射線の影響とは考えにくいとする見解を示している一方、アンケートでは、約半数の人が「事故の影響はあると思う」と回答した。

 

といった内容の記事ですが、サンプル数が52人のアンケートの結果を、あたかも「これが福島の原発事故の実態である」といった感じで報道するのは、不安を煽るだけだと思いますけどね。

 

しかも、支援団体が実施したアンケートではなく、支援団体とNHKが(共同で)実施したアンケートですので、NHKにも一定の責任はあると思います。少なくとも、「支援団体のやったことなので…」とは言えないでしょう。

 

また、記事には有識者の見解も掲載してはいるものの、「何が原因であろうと原発事故がなければこのような状況にはならなかったことは確か」といった支援団体の(断定的な)主張まで掲載していますからね。

 

 

福島の原発事故の直後に「放射能がくる」などと不安を煽っていた朝日新聞ですら、事故の影響に関する有識者の見解が出されて以降、極端な記事は出さなくなっているのに、公共放送であるNHKがこうした報道をするとは…。

 

一瞬、この記事にある支援団体と記事を書いた(取材した)NHKのスタッフとの間に、一線を越えたような何かしらの関係でもあったのかな…と思ってしまいましたよ。

 

実際、福島で活動している団体の中には、メディアにそれらしく見えるデータと放送で使えそうな映像(絵になる映像)を提供して、自分たちの主張を取り上げてもらっているところがある…といった噂話しもあるくらいですからね。

 

まあ、そうしたことを疑い始めたらキリがないですが、信用ならないメディアや団体があるのも事実ですので、ついつい疑ってしまうのですよね。(NHKやこの団体がそうだという意味ではありません)

 

それに、インターネットの急速な普及により、不確かな情報の拡散を指摘する声もある中、正確な情報で人と人とをつなぐメディアの公共的な役割が重要である…というのが、今のNHKの立場ですからね。

 

そうやって言葉では「正確な情報を」と言っておきながら、実際は「不確かな情報を」流していたとしたら、公共放送として存在価値はないですし、そんな公共放送なら必要ないですよね。

 

 

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