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2017/10/17

総選挙にはもれなく最高裁判所裁判官国民審査がついてくる

 

衆議院議員総選挙が行われる際には、それと同時に最高裁判所裁判官(最高裁判事)の国民審査が行われることになっています(※)が、今回、国民審査を受ける最高裁判事は7人だそうです。すでに新聞などに対象者の略歴などが出ているようですね。

 

■国民審査を受ける最高裁判事(50音順)

大谷 直人(おおたに なおと)判事

菅野 博之(かんの ひろゆき)判事

木沢 克之(きざわ かつゆき)判事

小池 裕 (こいけ ひろし)判事

戸倉 三郎(とくら さぶろう)判事

林 景一 (はやし けいいち)判事

山口 厚 (やまぐち あつし)判事

 

最高裁判所裁判官国民審査とは、内閣が任命した最高裁判事(いわゆる「憲法の番人」)について、問題がないかどうかを国民が審査する制度で、問題があると思う裁判官(罷免したいと思う裁判官)を選択するようになっています。

 

投票日、小選挙区の投票用紙(候補者を記入)の投票が終わったあと、比例代表の投票用紙(政党名を記入)とともに渡される国民審査の用紙に記入(罷免したい人の氏名の上に「×」をつける)します。

 

ちなみに、この制度によって罷免された最高裁判事は一人もいないそうですね。まあ、ふだん最高裁判事が何をしているかもよくわからないですし、そもそも、ふつうの人で裁判に関心のある人も少ないでしょうから、当然の結果かもしれません。

 

そのような状態で罷免したい人を選んでください…と言われても、選びようがないですよね。一応、裁判官の経歴や最高裁で関与した主な裁判が載った審査公報というものもありますけど、これを読んでいる人は少なそう…。

 

ただ、せっかくの権利ですし、国民審査で裁判官が罷免されることはないにしても、意思表示くらいはしておきたい…という場合は、事前に情報を仕入れておいたほうが良いと思います。

 

最高裁判所のサイトにいくと、各裁判官の略歴や信条、趣味など、最高裁において関与した主要な裁判についての情報を見ることができますよ。趣味などの部分には、「好きな言葉」「印象に残った本」「趣味」の3つが載っています。

 

それらを一通り読んでみると、裁判でどういった判断をしたかもそうですが、各裁判官の人となりについても、多少理解できるのではないでしょうか。最高裁判事になるくらいの方ですから、皆さん、立派な方ですけどね。

 

前回の総選挙から日が経っていないという理由で、過去に一回だけ国民審査が行われなかったことがあるそうです。おそらく、昭和28年の「バカヤロー解散」のときですね。たしか前回の総選挙から半年後くらいの解散だったはずなので…。

このときは、衆議院の予算委員会で答弁を終えた吉田茂首相(当時)が、席に戻る際に小声で「馬鹿野郎」と呟いたのを、偶然マイクが拾ったことで騒ぎになりました。政治家の失言で大騒ぎするのは、今に始まった話しではないのですよね。

 

 

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