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2017/09/23

トランプ大統領が拉致問題に言及したようですが…

 

トランプ大統領は、19日にニューヨークの国連本部で行った一般討論演説で、北による日本人拉致問題に言及したようですね。約40分間の演説だったそうですが、日本に直接関係しそうなところは、それも含めて以下の3点ではないでしょうか。

 

1.アメリカは北朝鮮を完全に破壊せざるを得なくなるかもしれない

2.北朝鮮では日本人拉致問題などの人権侵害がはびこっている

3.アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)を主張

 

これらを見ると、いよいよなのかな…といった感じがします。アメリカが事に及ぶ場合、以下のようなこと(宣伝行為)をするらしいのですが、今回の演説なども、その一つであるような気がします。

 

1.ネーム・コーリング

2.華麗な言葉による普遍化

3.転換

4.証言利用

5.平凡化

6.いかさま

7.バンドワゴン

 

これは、「宣伝における七つの原則」などと言われているものだそうで、アメリカの宣伝戦略は、以前からこの七つの原則に基づいて行われている…といった話しがあるのですよね。具体的には、次のようなものです。

 

 

1.ネーム・コーリング

いわゆる「レッテル貼り」ですね。湾岸戦争の時にも、ブッシュ大統領(当時)が「フセインは独裁者」といった発言を繰り返し、フセイン大統領(当時)への憎悪を煽っていました。

 

2.華麗な言葉による普遍化

華麗な言葉で自分たちの行為を正当化することです。アルカイダやタリバンとの戦いで使った「不朽の自由作戦」といった言葉が、これに該当しそうです。

 

3.転換

権威や威光を利用して自分たちを正当化することです。国連安全保障理事会の決議違反を理由に実力行使をするといったことですね。

 

4.証言利用

尊敬される人や権威のある人に自分たちが正当であることを証言してもらうことです。同盟国のトップに支持を表明してもらうのも、その一つだと思います。

 

5.平凡化

自分たちの庶民性を強調し、親近感や一体感を引き出すことです。大統領が一般人と肩を組んで微笑んでいるような映像をテレビなどで放映する…といったことが、これに当たると思います。

 

6.いかさま

都合のいいことは強調し、都合が悪いことは矮小化したり隠蔽することです。戦果は大きく報道しても、民間人の犠牲者については一切報道しない…といったことですね。

 

7.バンドワゴン

ある事柄を世の中の趨勢であるかのように強調することです。大衆の同調性や、付和雷同性に訴える手法ですね。

 

 

トランプ大統領は、今回の演説の中で日本人拉致問題に触れた際、「日本の13歳の少女が自国の海岸から(北朝鮮に)誘拐された」と発言したようですが、これなどは、北朝鮮の残虐性を強調するためのものだと思います。

 

このような発言で人々の憎悪や恐怖といった感情に訴えることで、攻撃対象の国家や人物などに対してレッテルを貼るのですよね。これがネーム・コーリングと言われている手法です。

 

実際、この発言を聞いた人たちは、「13歳の幼気な少女ですら被害者にしてしまう国なんだ」「そうした非人道的なことを平然と行ってきた国なんだ」といった印象を持ったと思います。

 

また、北の核開発やミサイル開発については、「全世界に対する脅威になっている」「想像を絶する規模の人命が犠牲になる可能性がある」といった発言をして、北の脅威を強調したようです。

 

これなども、日本人拉致問題と同様、悪い印象を持ってもらうための発言だと思います。恐らく、今回の演説以降も、機会のあるごとにこうした発言を繰り返していくのではないでしょうか。

 

 

さて、こうしたトランプ大統領の演説についてですが、早速、北が反発しているようですね。北は、「史上最高の超強硬対応措置の実施を慎重に考慮する」と、今回の演説に強く反発する声明を発表したそうです。

 

まあ、北も相変わらずですよね。引くに引けなくなってしまったような気がしなくもないですが、この調子ですと、さらなるミサイルの発射があるかもしれません。でも、そうなれば、もうお互いに後戻りはできないでしょう。

 

これはあくまでも噂話しですが、12月が危ないのでは…といった話しもあるようですからね。日本も万が一に備えて、準備しておくべきところはしっかりやっておいたほうが良いと思います。

 

野党の皆さんは、相変わらず森友問題や加計問題をやりたいようですけどね。衆議院が解散したら、それを総選挙の争点にするそうですよ。まあ、そうするのは自由ですけど、それで本当に議席が取れると思っているのでしょうか。

 

そうそう、少し前には、安保関連法は憲法違反だからいったん廃止する…とも言っていましたね。そろそろ、守るべきは「憲法」なのか「国民の生命や財産」なのかを、真剣に考えてほしいものです。

 

 

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