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2017/09/07

夢も希望もない?日本に蔓延する三無い職場

 

 

「長時間労働で時間に余裕がない」「給料が高くない」「仕事のやりがいがない」といった三つが揃っている職場を「三無い職場」と言うらしいですね。

 

最近よく話題になる、いわゆるブラック企業の職場環境も、こういったものなのかもしれません。

 

同僚から聞いた話しですが、他の先進国からも、日本の職場は長時間労働で生産性が低く、働いている人にも仕事嫌いが多いと思われているようです。

 

日本人はモチベーションと生産性が低い…といったことだけを強調されると、日本が夢も希望もない国に見えてしまいますね。

 

でも、雇っている側からすると、残業させることを前提にして必要最小限の人員を安い賃金で雇用し、本人の希望に関係なく、会社にとって必要な仕事を割り振っていくのが(三無い職場にするのが)最も合理的なのかもしれません。

 

これに加えて、新卒を一括採用し、終身雇用で自分の会社にとって都合の良い人材(違った言い方をすると転職されにくい人材)に育ててしまえば、より都合よく(一定の定着率で)人を使うことができると思います。

 

たまに新卒一括採用や終身雇用が批判されることもありますが、こう考えると、よくできた仕組みではないかと思いますね。

 

 

ただ、これらの仕組みは、雇う側だけにメリットのあることでなく、雇われる側のメリットになっている面もあると思います。

 

例えば、日本が欧州などに比べて若者の失業率が低いのは、新卒一括採用があるからだと思いますし、終身雇用も「安定した雇用」という意味では機能してきたと思います。

 

恐らく、終身雇用が無かったら住宅ローンなども成り立たないですよね?

 

一方、新卒一括採用や終身雇用をやめて、労働力(雇用)を流動化させたほうが良いという意見もあります。

 

終身雇用のデメリットを無くそうということですが、どうでしょうか。少なくとも、流動化すれば何でも解決するということではないと思いますけど…。

 

どんなことにもメリットやデメリットはありますからね。三無い職場という問題点の改善は必要だと思いますが、今のやり方で良い部分は、そのまま残しておいても良いのではないでしょうか。

 

少なくとも、日本に欧米のやり方をそのまま持ってきても、うまくいかないような気がします。国ごとに歴史も違うし、考え方も違いますからね。

 

 

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