« 小池新党「希望の党」の先にあるものは希望か絶望か | トップページ | バリウムを飲むことすら苦痛なのに胃カメラで検査かあ… »

2017/09/28

もしかして都政をアウフヘーベンして国政に進出するとか…

予定通り衆議院も解散し、すでに永田町も選挙ムード一色のようですが、今回の総選挙では、希望の党がどのくらい議席を取れるかが、見どころの一つになりそうですね。

 

しかしまあ、小池さんは上手いですね。希望の党の会見の様子や、それに関連する記事を見てみましたが、そこで語られた「しがらみのない政治」「大胆な改革」「日本をリセット」などは、中身は不明ですが印象には残る言葉だと思います。

 

そして、これらの言葉に「今までの議論をアウフヘーベンして希望の持てる政策を」といった得意の英語が続きます。これなども、何を言っているのかはわかりませんが、何となく賢そう…といった印象にはなっていると思います。

 

小池流話術と言うべきか、あるいは小池話法と言うべきか、言葉は迷いますが、こうしたところが小池都知事の才能なのでしょう。また、その才能によってつくられた印象が、票につながっていくのだと思います。

 

「人の評価は印象で決まる」といった話しがありますが、選挙もそんな感じですよね。今回の総選挙で落選しそうな方(主に民進党の皆さん)が小池新党に合流するのも、こうした小池都知事の印象(人気)にあやかりたいからだと思います。

 

 

でも、希望の党よりは民進党のほうがまだ良いと思いますね。今の民進党は、改憲反対に安保関連法廃止など、共産党と同じような政策を掲げていますので、その意味で魅力があるとは言い難いですが、それでも政策はあるわけですから…。

 

一方、希望の党も、原発ゼロに消費増税反対という政策を掲げていますが、この二つは、あって無いような政策だと思います。耳障りの良い、反対する人が出ないようなことを言っているだけですからね。

 

原発ゼロのスケジュールを言わないのも、そのためだと思いますよ。福島の復興に必要な財源の捻出や、再生可能エネルギー賦課金の負担軽減といったことを考えると、すぐには原発を止められないです。

 

それに小池都知事は、衆議院議員時代に「日本にも核武装の選択肢はある」といった発言をしていますが、核武装と原発ゼロは相反する話しですからね。そのような発言をした人が原発ゼロを政策に掲げるのは不自然です。

 

また、消費増税については、民主党政権(当時)下で「社会保障と税の一体改革に関する合意」(いわゆる三党合意)がありましたが、そのとき小池都知事は自民党の衆議院議員でしたからね。それで反対というのも理解できないです。

 

 

ということで、小池新党(希望の党)の政策は、さすがに問題ありだと思いますね。何となくですが、小池都知事は、やりたいこと(政策)があって政党を設立したのではなく、敵と決めた人たちとの勝負に勝つために政党を設立したのではないでしょうか。

 

小池都知事に政治家としての信条はあるのかなあ…。ただ単に、敵との勝負に勝つことだけを考えて行動しているように見えるのですよね。都知事選挙に出馬したときも、そんな感じだったと思いますがどうでしょう。

 

こうと決めて動くときの度胸の良さや、希望の党の設立に向けて動いていた若狭さんや細野さんを「いったんリセット」の一言であっさりと切り捨てた冷酷さなどは、政治家というよりは勝負師そのものという感じがします。

 

それともう一つ。政局を見極めて動くような政局型の政治は小沢さんを。小池劇場のような劇場型の政治は小泉さんを参考にしているのか、小池都知事のやり方は、どことなく二人のやり方に似ているような気がしますね。悪い意味で…。

 

いずれにしても、今後もいろいろと動きがありそうです。噂話しになっていた、10月5日の都議会閉会後の電撃辞任もあるかもしれませんね。「都政をアウフヘーベンして国政に進出することといたしました」とか言いそう…。

 

 

« 小池新党「希望の党」の先にあるものは希望か絶望か | トップページ | バリウムを飲むことすら苦痛なのに胃カメラで検査かあ… »

「日記」カテゴリの記事