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2017/09/03

北が6度目の核実験を強行した模様

 

 

本日(9月3日)午後0時29分頃、気象庁が朝鮮半島北部を震源とするマグニチュード6.1の自然地震ではない地震波を観測し、官邸対策室で情報を収集・分析するなどした結果、日本政府は北が核実験を実施したと断定しました。

 

また、朝鮮中央テレビは、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)装着用の水爆実験に成功」と発表した模様です。北は以前から核実験を行ってきましたが、その際の人工地震の規模はマグニチュード3.9から5.0でしたので、今回の実験はそれらを上回る規模のものと思われます。

 

◆北による過去の核実験

1回目 平成18年(2006年)10月09日

2 〃   〃 21年(2009年)05月25日

3 〃   〃 25年(2013年)02月12日

4 〃   〃 28年(2016年)01月06日

5 〃   〃 28年(2016年)09月09日

6 〃   〃 29年(2017年)09月03日 [今回]

 

今回の核実験は、通算で6回目。現体制(金正恩体制)になってから4回目の核実験ですが、地震の規模が大きかった(エネルギー量は前回の10倍)こともあり、朝鮮中央テレビが発表した通り、水爆実験だった可能性もありますので、政府は引き続き情報収集や分析を進めていくものと思われます。

 

 

なお、この件について菅官房長官は記者会見を開き、以下の通り発言しました。(会見動画から発言の一部を文字起こし)

 

~前略~

 

本日、北朝鮮が核実験を実施したものと判断されます。北朝鮮の核ミサイル開発は、我が国の安全に対する、より重大かつ差し迫った新たな段階の脅威であり、地域および国際社会の平和と安全を著しく損なうものであります。

 

これは、我が国として到底容認できるものではなく、北朝鮮に対して北京大使館ルートを通じて、直ちに厳重に抗議し、最も強い言葉で避難しました。また、政府としては、直ちに日米韓で国連安保理の緊急会合の開催に向け、調整を開始しております。

 

~中略~

 

なお、地下核実験に伴う放射性物質の我が国に対する影響についてでありますが、一般的に地下核実験の場合は、大気中に放射性物質が放出される可能性は少ないと言われています。

 

実際、過去5回の北朝鮮による核実験実施発表後に我が国において異常値は検出されておりませんでした。国民の皆さまにおかれましては、冷静に平常通りの生活を送っていただきたいと思います。

 

~以上~

 

 

また、安倍首相からは、すでに指示のあった3点に加え、新たに

 

・北朝鮮の今後の動向等に関し、情報収集・分析の徹底を期すこと。

・核実験に伴う放射性物質の影響を把握するため、関係各国と連携し、モニタリング体制を強化すること。

・不測の事態に備えるなど、国民の安全・安心の確保に万全を期すこと。

 

の3点の指示があったそうです。

 

ついにここまで…といった状況ですが、朝鮮半島情勢が切迫する中、森友問題や加計問題に防衛省の日報問題など、どうでもよい話しで国会を空転させていた日本は、不測の事態に対応できるのでしょうか。

 

この問題については、もう少し国会で議論しておくべきだったのではないでしょうか。それができなかったことについては、野党やメディアに大きな責任があると思いますが、それに同調してしまった国民の責任でもありますけどね。

 

以前から、「日本は平和ボケだ」といった話しがありますが、こうした状況を見ていると、確かにそうなのかもしれないな…と思います。何かあってからでは遅いのですが…。

 

東日本大震災のときには、想定外は必ず起こる…とか、日頃の準備が大切だ…と言っていたはずなのに、もう忘れてしまったのですかね。こういうのも、平和ボケの一つなのでしょうか。

 

それと、福島第一原発事故で大騒ぎしていた人たちや、広島や長崎で活動しているような平和団体や反核団体の人たちは、今どうしているのでしょうね。北の核実験に対してこそ声を上げるべきではないかと思いますが…。

 

 

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